Claude Code 週次アップデート (v2.1.223–v2.1.225)

投稿日 対象期間 2026年8月3日〜8月9日
目次

2026年8月3日~8月9日の変更で、個人的に気になったものをピックアップしました。

7月25日から8月の頭まで、10日ほど Claude Code の更新が止まっていました。過去に同じくらい間が空いたときは、再開後の1バージョンに100件以上の変更が詰め込まれていましたが、今回はそこまでではありませんでしたね。

Codex や Grok、Kimi、DeepSeek と、コーディングエージェントの競合はこれまで以上に増えています。 この10日間、Anthropic は裏側の整備に時間を使っていたのでしょうか。競争相手がいてくれるおかげで利用者はより良いものを使えるので、Anthropic にも他のエージェントにも頑張ってほしいという複雑な気持ちになります。

話が逸れました。今回選んだのは、セッション同士でメッセージを送り合える新機能とその続き、そしてコードレビューのコマンドが1本にまとまった変更です。

v2.1.223

環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT を、特定の固定モデルリストだけでなくネイティブで 1M トークン窓を持つすべての Claude モデルを自動要約(auto-compaction)により 200K トークンに制限する挙動に変更し、要約によって 200K 未満に保てない場合は起動時に警告を表示するようにしました。

Changed CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT to hold every Claude model with a native 1M window to 200K via auto-compaction, not just a fixed list; a startup warning now appears when auto-compaction isn’t holding the session to 200K

Fable 5 で長時間のタスクを回していたときのことです。サブエージェントに分けて進めていたのに、その報告が戻るたびにコンテキストが埋まっていき、気づいたら 99% でした。 自動要約のバッファが効いていないのではと疑っていたのですが、いま確認すると Fable 5 でも想定通りに効いています。 環境変数 `CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT` を、特定の固定モデルリストだけでなくネイティブで 1M トークン窓を持つすべての Claude モデルを自動要約(auto-compaction)により 200K トークンに制限する挙動に変更し、要約によって 200K 未満に保てない場合は起動時に警告を表示するようにしました。

/review コマンドを、ローカルの差分またはプルリクエストの検証を統合して行う /code-review コマンドのエイリアスへと変更しました。また、高度なクラウドベースのコードレビューには /code-review ultra を使用するように案内を変更しました。

Changed /review to be an alias of /code-review, which reviews the current diff or a PR (/code-review <level> <pr#>); use /code-review ultra for a deep cloud review

レビューを頼みたいときに /review/code-review のどちらだったか毎回思い出せず、公式ドキュメントを見に行っていました。1つに寄せてもらえると、この迷いがなくなります。なお /simplify は再利用性や簡潔さの観点でコードを整えてくれる別のコマンドなので、レビューしたいときは /code-review を使います。

エフォートレベルを指定せずに /code-review を実行した際、前回指定して実行したエフォートレベルが自動的に再利用されるように仕様を変更しました(変更したい場合は /code-review high のように指定します)。

Changed /code-review with no effort level to reuse the level you typed last; type a level like /code-review high to change it

私は /code-review をかなりの頻度で実行するので、そのたびに high を打ち直していました。地味な変更ですが、前回のレベルを覚えていてくれるだけで助かります。

v2.1.224

セッションをまたぐSendMessageのサポートを追加:同じ開発者の複数のマシン間でClaude Codeのセッション同士が互いにメッセージを送受信できるようになり、ListAgentsコマンドを使用してそれらを発見できます(macOSおよびLinux)。

Added cross-session SendMessage: Claude Code sessions can now message each other, on any of your machines, with ListAgents to discover them (macOS and Linux)

私はいつも「次のセッションへの指示を簡潔にまとめて pbcopy してください」と頼んで、クリップボード経由で引き継いでいました。これが要らなくなるだけでもかなり楽になります。 その他、並行して動かしている別のセッションに、こちらで見つけた破壊的な変更をそのまま伝えられるので、人間が仲介せずに済むところに期待しています。 セッションをまたぐ`SendMessage`のサポートを追加:同じ開発者の複数のマシン間でClaude Codeのセッション同士が互いにメッセージを送受信できるようになり、`ListAgents`コマンドを使用してそれらを発見できます(macOSおよびLinux)。

v2.1.225

SendMessageツールを拡張し、他マシンで稼働中のRemote Controlセッションに対して名前で直接会話を開始できるようにしました(これまでは受信後の返信のみ可能で、ListAgentsname [ref]として表示されます)。

SendMessage can now start a conversation with your Remote Control sessions on other machines by name (ListAgents shows them as name [ref]), instead of only replying after they message you first

v2.1.224 の時点では、このマシンの外にいるセッションには届いたメッセージに返信することしかできず、こちらから話を切り出せませんでした。試しに Mac のローカルセッションから Web 版のセッションへ第一声を送ってみたところ、Remote Control 経由できちんと届きました。ListAgents に出ている名前を指定するだけで済むので、放置しているセッションにも自分のタイミングで指示を投げられます。 `SendMessage`ツールを拡張し、他マシンで稼働中のRemote Controlセッションに対して名前で直接会話を開始できるようにしました(これまでは受信後の返信のみ可能で、`ListAgents`で`name [ref]`として表示されます)。


最後まで読んでいただきありがとうございました。 今回ピックアップしたのは一部です。全ての変更は公式の CHANGELOG で確認できます。

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