このバージョン以降にも更新があります。

最新版 v2.1.237 を見る →

Claude Code v2.1.223

変更項目 19 件

公式 CHANGELOG.md

このバージョンの概要

悪意のある文字列によって Bash の権限チェックや承認プロンプトをすり抜けられる重大な脆弱性が修正されました。環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT や未知のモデルを使用している場合でも、200Kコンテキストウィンドウ制限による自動要約が正しく強制されるように挙動が変更されています。/review コマンドは /code-review のエイリアスへと統合され、前回指定したエフォートレベルを記憶してそのまま繰り返し実行できるようになりました。

Added追加(3件)

Added
GitHub 組織配下のすべてのマーケットプレイスリポジトリの許可またはブロックを一括で指定できるように、管理設定(strictKnownMarketplaces および blockedMarketplaces)にオーナーのワイルドカードエントリ("owner/*")を追加しました。
英語原文を表示
Added owner wildcard entries ("owner/*") to the strictKnownMarketplaces and blockedMarketplaces managed settings for allowing or blocking all marketplace repos under a GitHub org

変更前

特定の GitHub 組織(Organization)配下にある複数のマーケットプレイスリポジトリに対して許可やブロックを制御する際、リポジトリを1つずつ個別に管理設定ファイルへ追加する必要があり、組織全体の統制を手間なく行うことが困難でした。

変更後

管理設定で "owner/*" という形式のワイルドカードを使用できるようになり、特定の GitHub 組織が所有するすべてのマーケットプレイスリポジトリを一括で許可またはブロック対象に指定できます。

ユーザーへの恩恵

組織内の開発環境におけるプラグインマーケットプレイスの利用制限を、リポジトリごとに個別登録することなく、組織単位でまとめて安全に管理できるようになります。

Added
ワークフローエージェント、フォークされたスキル、スラッシュコマンド、または再開されたバックグラウンドエージェントが要求したサブエージェントモデルの使用が制限されており、代わりに親モデルが実行される場合に警告を表示する機能を追加しました。
英語原文を表示
Added a warning when workflow agents, forked skills, slash commands, or resumed background agents' requested subagent model is restricted and the parent model runs instead

変更前

サブエージェントとして実行したいモデルの選択が組織のポリシーなどで制限されている場合、警告なしに黙って親モデルへとフォールバックして処理が実行されていたため、どのモデルでタスクが実行されているかを正確に把握できませんでした。

変更後

指定したサブエージェントモデルが制限されて親モデルで代わりに実行される際、ターミナル上で明確に警告が表示されるようになります。

ユーザーへの恩恵

意図しないモデルの利用や制限による挙動の変化に、警告メッセージを見るだけですぐに気づけるようになります。

関連ドキュメント

Added
クラウドセッションにおいて、claude --teleport <session id> を使用してローカル環境でセッションを継続する方法を示す /teleport のヒント表示を追加しました。
英語原文を表示
Added a /teleport hint in cloud sessions showing how to continue locally with claude --teleport <session id>

変更前

Webインターフェースで起動しているクラウドセッションをローカルのターミナルに引き継ぎたい場合、移行のための具体的なコマンドや手順がセッション内で案内されず、移行方法がわかりづらい状況でした。

変更後

クラウドセッション内に、現在のセッションIDを指定してローカルで継続するための claude --teleport <session id> というコマンドを提示するヒントが表示されます。

ユーザーへの恩恵

迷うことなく提示されたコマンドを実行するだけで、クラウド上の作業を自分のローカルターミナルへスムーズに移行して開発を継続できます。

Changed変更(4件)

Changed
環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT を、特定の固定モデルリストだけでなくネイティブで 1M トークン窓を持つすべての Claude モデルを自動要約(auto-compaction)により 200K トークンに制限する挙動に変更し、要約によって 200K 未満に保てない場合は起動時に警告を表示するようにしました。
英語原文を表示
Changed CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT to hold every Claude model with a native 1M window to 200K via auto-compaction, not just a fixed list; a startup warning now appears when auto-compaction isn't holding the session to 200K

変更前

1Mコンテキスト制限用フラグは特定のモデル群しか制限できず、新しいモデルがリリースされると制限が効かない場合があり、また自動要約が追いつかずに 200K を超過してしまった場合にユーザーがその事実に気づけませんでした。

変更後

1Mコンテキスト対応のすべてのモデルを漏れなく 200K 制限の対象に内包させ、自動要約で 200K を維持できない場合には起動時に明確な警告を促します。

ユーザーへの恩恵

トークンの使いすぎを厳格にコントロールでき、予期せぬ料金の発生やコンテキスト超過エラーに即座に対応できます。

関連ドキュメント

Changed
未知のモデルIDでセッションを開始した際、自動要約(auto-compact)が適用されずにコンテキストが際限なく肥大化する挙動を修正し、想定コンテキスト窓の範囲内に維持するように変更しました(以前の挙動に戻したい場合は CLAUDE_CODE_DISABLE_UNKNOWN_MODEL_WINDOW_ENFORCEMENT=1 を使用できます)。
英語原文を表示
Changed auto-compact to keep sessions on unrecognized model IDs within the assumed context window instead of letting them grow past it; set CLAUDE_CODE_DISABLE_UNKNOWN_MODEL_WINDOW_ENFORCEMENT=1 to restore the previous behavior

変更前

カスタムゲートウェイなどで未認識のモデル名を使用している場合、Claude Code が適切なコンテキストウィンドウの上限値を判断できず、自動要約が実行されないまま限界を超えて API エラーを引き起こす場合がありました。

変更後

未登録のモデルIDであってもデフォルトの想定コンテキストウィンドウ枠を適用して要約を走らせ、会話が上限を超えて途切れるのを防ぎます。

ユーザーへの恩恵

どのような独自設定モデルを使用している場合でも、会話履歴が勝手に限界に達してセッションが突然クラッシュするのを防げます。

関連ドキュメント

Changed
/review コマンドを、ローカルの差分またはプルリクエストの検証を統合して行う /code-review コマンドのエイリアスへと変更しました。また、高度なクラウドベースのコードレビューには /code-review ultra を使用するように案内を変更しました。
英語原文を表示
Changed /review to be an alias of /code-review, which reviews the current diff or a PR (/code-review <level> <pr#>); use /code-review ultra for a deep cloud review

変更前

プルリクエストを単発でレビューする /review と、各種パラメータで詳細な制御ができる /code-review が別の挙動のコマンドとして分かれて存在しており、どのように使い分ければよいか混乱しがちでした。

変更後

/review/code-review のエイリアスとなり、/code-review <レベル> <PR番号> などの統一された引数スキーマで動作するようになり、深層マルチエージェントレビューは /code-review ultra から呼び出せます。

ユーザーへの恩恵

レビューを行いたい時に覚えるコマンドが1つに統一され、状況に合わせて簡単な差分確認から高度なクラウド検証までをシームレスに行いやすくなります。

関連ドキュメント

Changed
エフォートレベルを指定せずに /code-review を実行した際、前回指定して実行したエフォートレベルが自動的に再利用されるように仕様を変更しました(変更したい場合は /code-review high のように指定します)。
英語原文を表示
Changed /code-review with no effort level to reuse the level you typed last; type a level like /code-review high to change it

変更前

コードレビューを実行する際、エフォート引数を省略すると常にセッション全体のデフォルトエフォート値に戻ってしまい、毎回好みの検証深度を手動で再入力する必要があり不便でした。

変更後

一度設定したレビューエフォート(highmedium など)が内部に保持され、次回からはコマンド単体で実行するだけで同じ深さのレビューが継続されます。

ユーザーへの恩恵

開発中の細かなコード修正に対して、毎回引数を打ち直すことなく同じ深度でレビューを高速に繰り返し実行できます。

関連ドキュメント

Fixed修正(12件)

Fixed
細工されたコマンドによってパーミッションチェックからコマンドの一部を隠蔽できてしまう、Bash の権限バイパスの脆弱性を修正しました。
英語原文を表示
Fixed a Bash permission bypass where a crafted command could hide parts of itself from permission checks
Fixed
タブ文字や不可視のユニコード文字で埋められたコマンドによって、承認ダイアログからコマンドの一部を隠すことができないようにパーミッションプロンプトの不具合を修正しました。
英語原文を表示
Fixed permission prompts so commands padded with tabs or invisible Unicode can no longer hide part of the command from the approval dialog
Fixed
ワークフロースクリプトが動的 import() を悪用し、ワークフローサンドボックスの外部にあるコードを実行できてしまうセキュリティ上の脆弱性を修正しました。
英語原文を表示
Fixed workflow scripts being able to use dynamic import() to run code outside the workflow sandbox

変更前

ワークフロー機能用のスクリプトが隔離されたサンドボックス内で実行される際、動的な import() 構文を利用することで、制限をバイパスして意図しないホスト環境の外部コードを読み込んで実行できる危険性がありました。

変更後

動的 import() を経由したサンドボックス外のコード実行が適切にブロックされ、ワークフロースクリプトの実行環境が強固に分離されます。

ユーザーへの恩恵

外部の未検証なスクリプトをワークフローとして実行する際も、ローカル環境を侵害されるリスクを心配せずに安全に実行できます。

Fixed
エージェント定義内の bypassPermissions モードが、組織の bypass-permissions 無効化ポリシーを無視して権限をスキップできていた不具合を修正しました。
英語原文を表示
Fixed a permission gap where an agent definition's bypassPermissions mode ignored the org bypass-permissions disable policy

変更前

組織管理者が managed-settings などで disableBypassPermissionsMode を設定して権限チェックのスキップを禁止していても、特定のカスタムエージェント定義内の bypassPermissions モードを介すとそのポリシーがすり抜けられてしまう抜け道が存在しました。

変更後

エージェント定義内の設定であっても組織の無効化ポリシーが最優先で適用され、bypassPermissions モードが正しく無視されるようになります。

ユーザーへの恩恵

組織全体のセキュリティルールを個別設定でバイパスされる恐れがなくなり、確実なガバナンスが機能します。

Fixed
セッションの途中で /cd コマンドを使用してディレクトリを変更した後に、そのセッションを再開すると内容が空の状態でロードされる不具合を修正しました。
英語原文を表示
Fixed resuming a session after a mid-session /cd coming back empty
Fixed
ゲートウェイのモデル検出機能において、vertex_ai/claude-*bedrock/anthropic.claude-* のようにプロバイダ名が接頭辞として付いたIDで登録されている Claude モデルが非表示になっていた問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed gateway model discovery hiding Claude models registered under provider-prefixed IDs such as vertex_ai/claude-* or bedrock/anthropic.claude-*

変更前

LLMゲートウェイ経由でモデル一覧を検出する際、プロバイダ固有のプレフィックス(Vertex AI や Bedrock など)を持つモデルIDが除外されてしまい、モデル選択画面に表示されない不具合がありました。

変更後

これらのプロバイダ接頭辞付きの Claude モデルIDもゲートウェイモデル自動検出において正確に抽出され、モデル選択画面に現れるようになります。

ユーザーへの恩恵

クラウドプロバイダ経由のゲートウェイデプロイメント環境でも、提供されているモデルを手動設定することなく一覧からそのまま選べるようになります。

Fixed
Anthropic のモデルIDではないキーが modelOverrides に指定された場合にセッションの正規モデルIDとして扱われてしまう不具合を修正し、仕様通り不明なキーが無視されるようにしました。
英語原文を表示
Fixed modelOverrides keys that aren't Anthropic model IDs being treated as the session's canonical model ID; unknown keys are now ignored as documented

変更前

設定ファイル内の modelOverrides マップにおいて、公式の Anthropic モデルIDではない未定義または無効なキーを指定すると、それが誤ってセッション全体の標準モデルIDとして解釈され、推論エラーや接続失敗を引き起こしていました。

変更後

マップ内に記述された不明なキーはドキュメントの記載通り無視され、誤設定による予期せぬセッションのクラッシュを防止します。

ユーザーへの恩恵

設定ファイルの記述に不要なキーが含まれていても、エラーによる実行停止を避けて動作を維持できます。

Fixed
管理設定の挙動を修正し、サーバー配信型のポリシー設定が適用された場合でもローカルマシン上の managed-settings.json や MDM プロファイルに定義された env ブロックを上書き消去せず、環境変数がキーごとにマージされるようにしました。
英語原文を表示
Fixed managed settings: server-delivered settings no longer disable the env block of a machine-local managed-settings.json or MDM profile; admin env now merges per key

変更前

クラウドコンソールやゲートウェイサーバーから管理設定ポリシーが動的に配信されると、ローカル側にあらかじめ設定されていたローカル固有の env 項目がすべてクリアされて機能しなくなっていました。

変更後

サーバーから届く設定とローカルの managed-settings.json や MDM 内の env 項目が、キー単位で自動的にマージされて両立するようになります。

ユーザーへの恩恵

ローカル環境に必要な環境変数設定をサーバー管理ポリシーの適用によって上書き消失する事態を気にせずに利用できます。

Fixed
Linux 環境において、書き込み制限ポリシー sandbox.filesystem.denyWrite が現在の作業ディレクトリに適用されていると、サンドボックス化されたコマンドの起動に失敗する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed sandboxed commands failing to start on Linux when sandbox.filesystem.denyWrite covers the working directory
Fixed
セッション再開時にフォークしたサブエージェントの親プロンプト再構築に失敗すると、該当するバックグラウンドエージェントが残りのセッションを通じて「再開中(already resuming)」のままフリーズする不具合を修正しました。
英語原文を表示
Fixed forked background agents getting stuck "already resuming" for the rest of the session when rebuilding the fork's parent prompt failed during resume

変更前

バックグラウンドで会話履歴を丸ごと引き継いだ(フォークした)サブエージェントの処理をレジュームする際、親プロンプトの読み込みエラーや構成失敗が起きると、状態がデッドロックに陥り再起動もアタッチもできなくなっていました。

変更後

プロンプトの構築失敗時でもセッション状態が正しくリセットされるようになり、再開処理がスタックする問題が解消されます。

ユーザーへの恩恵

再開プロセスのエラーによってターミナル全体のセッション操作が操作不能になり、最初からやり直す必要がなくなります。

Fixed
セッション履歴に不正な形式の診断情報が添付されていた場合、再開したセッションが毎回エラーになる、あるいはインタラクティブアプリが反応しないエラー画面で停止する不具合を修正しました。
英語原文を表示
Fixed a resumed session failing every turn, or leaving the interactive app on an unresponsive error screen, when its history held a malformed diagnostics attachment
Fixed
特殊な git push コマンドの出力結果を解析する際に、稀にプロセスがハングアップ(処理停止)してしまう問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed a rare hang when parsing unusual git push output
シェア:Xはてブ