Claude Code v2.1.92

変更項目: 21件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

Amazon Bedrock向けの対話型セットアップウィザードや、ポリシー強制適用のための forceRemoteSettingsRefresh 設定が追加され、企業利用や初期設定が容易になりました。大規模ファイル編集時の差分計算が最大60%高速化されるなど、パフォーマンスと操作感の向上が図られています。また、/release-notes の刷新や不要なコマンドの整理、各種描画バグの修正により、日々の開発体験がより洗練されました。

Added 追加 (3件)

Added
ポリシー設定に forceRemoteSettingsRefresh を追加。有効にするとリモート管理設定の取得が完了するまで起動をブロックし、失敗した場合は終了します。
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Added forceRemoteSettingsRefresh policy setting: when set, the CLI blocks startup until remote managed settings are freshly fetched, and exits if the fetch fails (fail-closed)

変更前

CLI起動時にリモートの設定同期が間に合わない可能性があり、古い設定のまま動作し始めるリスクがありました。

変更後

設定取得が完了するまで起動を待機(fail-closed)させるため、常に最新の組織ポリシーや制限が適用された状態でツールを開始できます。

ユーザーへの恩恵

セキュリティポリシーの強制適用が確実になり、企業環境などでのガバナンスと安全性が向上します。

関連ドキュメント

Added
Amazon Bedrock向けの対話型セットアップウィザードを追加。AWS認証、リージョン、モデル固定などの設定をガイドします。
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Added interactive Bedrock setup wizard accessible from the login screen when selecting "3rd-party platform" — guides you through AWS authentication, region configuration, credential verification, and model pinning

変更前

Amazon Bedrockを使用する場合、AWS SDK向けの認証情報やリージョンの環境変数などを手動で設定する必要がありました。

変更後

ログイン画面からウィザード形式でAWS認証、リージョン選択、資格情報の検証、モデルのピン留めまでを一貫して設定可能になりました。

ユーザーへの恩恵

AWS環境でのセットアップが大幅に簡略化され、複雑な設定ミスを防いでスムーズに開発を開始できます。

Added
/cost コマンドにおいて、サブスクリプションユーザー向けにモデル別およびキャッシュヒットの内訳表示を追加。
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Added per-model and cache-hit breakdown to /cost for subscription users

変更前

/cost コマンドの出力は主にAPIユーザー向けで、サブスクリプションユーザーにとっては詳細な利用傾向を把握しにくい状態でした。

変更後

モデルごとの使用量やプロンプトキャッシュの効果が詳細に表示されるようになり、トークンの消費パターンが可視化されます。

ユーザーへの恩恵

どのモデルでどれだけ効率的にキャッシュが効いているかを確認でき、作業スタイルの最適化やコスト管理に役立ちます。

関連ドキュメント

Changed 変更 (4件)

Changed
/release-notes コマンドが対話型のバージョン選択メニューにリニューアル。
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/release-notes is now an interactive version picker

変更前

これまでは最新の変更履歴がそのまま出力されるだけで、過去の特定のバージョンの変更を遡って確認するには不便でした。

変更後

コマンド実行後にバージョンをリストから選択できる対話型インターフェースになり、目的のリリース情報を素早く見つけられます。

ユーザーへの恩恵

過去のアップデート内容を確認しやすくなり、機能の変遷や修正履歴の把握が容易になります。

関連ドキュメント

Changed
Remote Controlセッション名のデフォルト接頭辞にホスト名を使用するように変更し、カスタマイズ用のフラグを追加。
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Remote Control session names now use your hostname as the default prefix (e.g. myhost-graceful-unicorn), overridable with --remote-control-session-name-prefix

変更前

リモートセッション名がランダムな名称だったため、複数のホストからセッションを作成した際にどのマシンのものか判別が困難でした。

変更後

デフォルトで myhost-graceful-unicorn のようにホスト名が付与され、さらに任意のプレフィックスをフラグで指定可能になりました。

ユーザーへの恩恵

claude.ai上で動作中のセッションを一覧した際、どの開発環境から開始したタスクかを一目で特定できるようになります。

Changed
プロンプトキャッシュの期限切れ後にセッションに戻った際、次のターンで送信される未キャッシュのトークン量を示すヒントを表示するように変更。
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Pro users now see a footer hint when returning to a session after the prompt cache has expired, showing roughly how many tokens the next turn will send uncached
Changed
Linux サンドボックスにおいて apply-seccomp ヘルパーを同梱し、Unix ドメインソケットのブロック機能を復元。
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Linux sandbox now ships the apply-seccomp helper in both npm and native builds, restoring unix-socket blocking for sandboxed commands

変更前

一部の環境でサンドボックスの制約が不十分になり、本来制限すべき Unix ソケット通信が許可されてしまうケースがありました。

変更後

セキュリティ機能が強化され、サンドボックス内で実行されるコマンドの通信制限がより厳密に適用されます。

ユーザーへの恩恵

悪意のあるスクリプトや予期せぬ挙動からローカルシステムを保護する能力が高まり、安全性が向上します。

関連ドキュメント

Improved 改善 (1件)

Improved
大規模ファイルに対する Write ツールの差分計算速度を向上(特定の文字を含む場合に最大 60% 高速化)。
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Improved Write tool diff computation speed for large files (60% faster on files with tabs/&/$)

変更前

タブ文字や特定の記号を含む巨大なファイルを編集する際、変更箇所の計算に時間がかかり応答が遅れることがありました。

変更後

差分計算アルゴリズムが最適化され、複雑なコードベースや巨大なファイルへの書き込みがよりキビキビと動作します。

ユーザーへの恩恵

ファイル編集の待ち時間が短縮され、大規模なリファクタリングなどの作業効率が向上します。

関連ドキュメント

Removed 削除 (2件)

Removed
/tag コマンドを廃止。
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Removed /tag command

変更前

セッションにタグを付与する機能がありましたが、現在のワークフローにおいては利用頻度が低くなっていました。

変更後

不要なコマンドが整理され、インターフェースがよりシンプルになりました。

ユーザーへの恩恵

コマンド体系が整理されることで、重要な機能に集中してツールを使いこなせるようになります。

Removed
/vim コマンドを廃止。Vimモードの切り替えは /config 内のエディタ設定に統合。
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Removed /vim command (toggle vim mode via /config → Editor mode)

変更前

Vimモードのオンオフを独立したコマンドで行っていましたが、他の設定項目と場所が分かれていました。

変更後

/config (または /settings) の統一された設定画面からエディタモードを選択する方式に変更されました。

ユーザーへの恩恵

各種設定が1箇所に集約されたことで、好みの操作環境への変更がより直感的になります。

Fixed 修正 (11件)

Fixed
tmux セッション中にウィンドウが削除・再番号付けされた際、サブエージェントの生成が失敗し続ける問題を修正。
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Fixed subagent spawning permanently failing with "Could not determine pane count" after tmux windows are killed or renumbered during a long-running session
Fixed
Stopイベントのプロンプト型フックが特定の応答で誤って失敗する問題を修正し、継続防止セマンティクスを復元。
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Fixed prompt-type Stop hooks incorrectly failing when the small fast model returns ok:false, and restored preventContinuation:true semantics for non-Stop prompt-type hooks

変更前

モデルが ok:false を返した際にフックが予期せずエラーになったり、ツール実行をブロックすべき場面で継続されてしまう不具合がありました。

変更後

Stopイベントの判定が正確になり、プロンプト型フックによるワークフローの中断制御が意図通りに機能するようになります。

ユーザーへの恩恵

フックを利用した自動化プロセスの信頼性が向上し、特定の条件下で処理を確実に停止させることが可能になります。

Fixed
ストリーミング出力時にJSON形式のフィールドが検証エラーを起こす問題を修正。
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Fixed tool input validation failures when streaming emits array/object fields as JSON-encoded strings

変更前

モデルからのレスポンスがストリーミングで返される際、配列やオブジェクトが文字列として誤認され、ツール入力の検証に失敗することがありました。

変更後

ストリーミング中のJSONエンコードされたフィールドを正しく処理できるようになり、ツール実行の失敗が減少します。

ユーザーへの恩恵

会話の途中でエラーが発生して作業が中断されることがなくなり、安定した対話が可能になります。

関連ドキュメント

Fixed
思考プロセス(extended thinking)に空白のみのブロックが含まれる場合にAPIエラー 400 が発生する問題を修正。
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Fixed an API 400 error that could occur when extended thinking produced a whitespace-only text block alongside real content

変更前

モデルが生成する思考内容に特定の空白文字が含まれると、APIのリクエスト形式に合致せずエラーになることがありました。

変更後

空白のみのブロックが適切に処理されるようになり、複雑な思考を伴うタスクの実行中にエラーで止まることがなくなります。

ユーザーへの恩恵

高度な推論を必要とするコーディングタスクでも、エラーを気にせず思考モードを活用し続けられます。

Fixed
キー入力の衝突などによって、意図せずフィードバックアンケートが送信されてしまう問題を修正。
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Fixed accidental feedback survey submissions from auto-pilot keypresses and consecutive-prompt digit collisions
Fixed
フルスクリーンモードでの処理中、テキスト選択時に「中断」と「消去」のEscヒントが重なって表示される問題を修正。
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Fixed misleading "esc to interrupt" hint appearing alongside "esc to clear" when a text selection exists in fullscreen mode during processing
Fixed
Homebrew経由の更新時に、インストールされているチャンネル(安定版/最新版)に応じた更新コマンドを提示するように修正。
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Fixed Homebrew install update prompts to use the cask's release channel (claude-code → stable, claude-code@latest → latest)

変更前

インストールしている claude-code の種類に関わらず、不適切なパッケージ名で更新を促されることがありました。

変更後

安定版なら claude-code、最新版なら claude-code@latest と、適切なチャンネル名でアップデート案内が表示されます。

ユーザーへの恩恵

指示通りにコマンドを実行するだけで、常に正しいリリースチャンネルの最新版へ安全に更新できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
複数行プロンプトの入力末尾で Ctrl+E を押した際、次の行の末尾にジャンプしてしまう挙動を修正。
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Fixed ctrl+e jumping to the end of the next line when already at end of line in multiline prompts

変更前

行末でさらに末尾移動コマンドを入力すると、カーソルが意図せず次行へ飛ばされ、編集のリズムが崩れることがありました。

変更後

現在の行の末尾に留まるようになり、標準的なエディタと同様の直感的なカーソル移動が可能になります。

ユーザーへの恩恵

ターミナル上での長い指示やコード入力時のカーソル操作ストレスが軽減されます。

Fixed
フルスクリーンモードでのスクロール時に、同じメッセージが二重に表示される表示の乱れを修正。
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Fixed an issue where the same message could appear at two positions when scrolling up in fullscreen mode (iTerm2, Ghostty, and other terminals with DEC 2026 support)

変更前

iTerm2やGhosttyなどの特定のターミナルでスクロールアップした際、以前の出力が重複して見える描画バグがありました。

変更後

ターミナルの制御シーケンス(DEC 2026)を正しく扱うようになり、履歴を確認する際の表示がクリアになります。

ユーザーへの恩恵

長いログや過去の対話内容を遡る際、正確で読みやすい画面表示が維持されます。

Fixed
放置後の復帰時に表示される /clear の節約トークン数が、現在のコンテキストではなくセッション累計になっていた誤表示を修正。
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Fixed idle-return "/clear to save X tokens" hint showing cumulative session tokens instead of current context size
Fixed
未認証の claude.ai コネクタと重複するプラグイン MCP サーバーが起動時に接続待ちで停止する問題を修正。
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Fixed plugin MCP servers stuck "connecting" on session start when they duplicate a claude.ai connector that is unauthenticated

変更前

同じサーバー構成がWeb側とローカルプラグインの両方に存在し、Web側が未認証だと接続がスタックすることがありました。

変更後

プラグイン提供のMCPサーバーが独立して正しく初期化されるようになり、セッション開始時の待ち時間が解消されます。

ユーザーへの恩恵

ツール連携機能を備えたプラグインを導入していても、起動が遅延することなくすぐに作業を開始できます。

関連ドキュメント

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