Claude Code v2.1.91

変更項目: 13件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

MCPツールで最大50万文字の結果を扱えるようになり、巨大なスキーマの読み込みなど複雑なタスクの精度が向上しました。プラグインからの直接的なバイナリ実行やディープリンクの改善により、外部ツールとの連携がより強力になっています。また、履歴保存の安定性向上やターミナル操作の修正など、開発体験を支える基盤部分も強化されました。

Added 追加 (4件)

Added
MCPツールの結果サイズ制限を上書きする _meta["anthropic/maxResultSizeChars"] アノテーションを追加(最大50万文字まで)。DBスキーマなどの大きな結果も切り捨てずに渡せるようになりました。
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Added MCP tool result persistence override via _meta["anthropic/maxResultSizeChars"] annotation (up to 500K), allowing larger results like DB schemas to pass through without truncation

変更前

MCPサーバーが大規模なデータベーススキーマなどの膨大なデータを返すと、デフォルトの制限により結果が切り捨てられることがありました。その結果、Claudeが不完全な情報に基づいて推論せざるを得ない状況が発生していました。

変更後

メタデータの注釈を使用することで、ツールごとに最大50万文字まで結果サイズの制限を拡張できるようになりました。これにより、大規模なコンテキストを必要とするツール実行も確実に行えます。

ユーザーへの恩恵

複雑なデータベース構造の把握や、長いログファイルの読み込みが必要なタスクにおいて、Claudeが情報を欠落させることなく正確に作業を完了できるようになります。

関連ドキュメント

Added
スキル、カスタムコマンド、プラグインコマンド内でのインラインシェル実行を無効化する disableSkillShellExecution 設定を追加しました。
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Added disableSkillShellExecution setting to disable inline shell execution in skills, custom slash commands, and plugin commands
Added
claude-cli://open?q= ディープリンクでのマルチラインプロンプトに対応。改行コード(%0A)が含まれていても拒否されなくなりました。
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Added support for multi-line prompts in claude-cli://open?q= deep links (encoded newlines %0A no longer rejected)

変更前

外部ツールからディープリンク経由でプロンプトを渡す際、改行を含む複雑な指示を送るとエラーになったり拒否されたりすることがありました。単一行の簡単な指示に限定されていました。

変更後

URLエンコードされた改行(%0A)が正しく認識されるようになり、外部アプリやスクリプトから複数行にわたる詳細な指示を直接Claude Codeに流し込めるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ブラウザのブックマークレットや独自ツールから、構造化された複雑なプロンプトをワンクリックでClaude Codeに送信し、即座に作業を開始できる利便性が向上します。

関連ドキュメント

Added
プラグインが bin/ ディレクトリ配下に実行ファイルを同梱し、Bashツールから直接コマンドとして呼び出せるようになりました。
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Plugins can now ship executables under bin/ and invoke them as bare commands from the Bash tool

変更前

プラグインに独自の実行バイナリを含めても、Bashツールから呼び出すにはフルパスを指定するか、ユーザーが手動でパスを通す必要がありました。プラグイン固有のツール実行が煩雑でした。

変更後

プラグイン内の bin/ フォルダにある実行ファイルが自動的に認識され、あたかも標準コマンドのように名前だけで呼び出せるようになりました。

ユーザーへの恩恵

特定の言語やフレームワークに依存した高度な解析ツールなどをプラグインとして配布し、Claudeがそれらを自在に使いこなす環境を簡単に構築できます。

Changed 変更 (2件)

Changed
/feedback コマンドが利用不可の場合に、メニューから消えるのではなく、利用できない理由が表示されるように変更されました。
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/feedback now explains why it's unavailable instead of disappearing from the slash menu

変更前

特定の環境(サードパーティ製API利用時など)でフィードバック機能が使えない場合、コマンド自体が表示されず、ユーザーは何が起きているのか把握できませんでした。

変更後

コマンドは表示されたまま、実行時に「なぜ現在の設定では利用できないのか」という具体的なガイダンスが表示されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

機能の制限事項を明示的に理解できるため、トラブルシューティングや設定変更の判断が容易になります。

Changed
Editツールの old_string アンカーを短縮し、出力トークン消費量を削減しました。
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Edit tool now uses shorter old_string anchors, reducing output tokens

変更前

ファイルを編集する際、変更箇所を特定するための前後テキスト(アンカー)が必要以上に長く出力されることがあり、トークン消費とレスポンス時間の増大を招いていました。

変更後

必要十分な長さのアンカーを使用するように最適化され、同じ編集内容でもClaudeが生成するテキスト量が少なくなりました。

ユーザーへの恩恵

APIコストが削減されるとともに、Claudeからのレスポンスが高速化し、より機敏なコーディング体験が得られます。

関連ドキュメント

Improved 改善 (2件)

Improved
/claude-api スキルのガイダンスを強化。ツールのインターフェース設計、コンテキスト管理、キャッシュ戦略などのエージェント設計パターンが追加されました。
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Improved /claude-api skill guidance for agent design patterns including tool surface decisions, context management, and caching strategy

変更前

/claude-api スキルで提供される情報は基本的なAPIリファレンスが中心で、高度なエージェントを構築するための具体的な設計ノウハウまではカバーしきれていませんでした。

変更後

最新のAgent SDKを最大限に活用するための、ツール設計やキャッシュ効率化といった実践的なベストプラクティスが提供されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

Anthropicのモデル特性を活かした、より高性能でコスト効率の良いAIエージェントを迅速に開発できるようになります。

関連ドキュメント

Improved
Bun環境におけるANSIエスケープシーケンス削除処理の高速化
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Improved performance: faster stripAnsi on Bun by routing through Bun.stripANSI

変更前

Bunランタイムで実行する際、コンソール出力から装飾コードを取り除く stripAnsi 処理が汎用的なロジックで動作しており、パフォーマンスの最適化の余地がありました。

変更後

Bun固有の高速なネイティブ関数である Bun.stripANSI を直接呼び出すように内部ルーティングが変更されました。

ユーザーへの恩恵

Bun環境で Claude Code を使用する際、テキスト処理のオーバーヘッドが削減され、ターミナルへの出力表示やレスポンスの全体的な動作速度が向上します。

Fixed 修正 (5件)

Fixed
--resume 実行時に、非同期の書き込み失敗によって会話履歴が消失する可能性があるトランスクリプト・チェーンの断線を修正しました。
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Fixed transcript chain breaks on --resume that could lose conversation history when async transcript writes fail silently

変更前

セッションを再開(resume)する際、バックグラウンドでの履歴保存処理が密かに失敗すると、それまでの会話の文脈が途切れたり、履歴が失われたりすることがありました。

変更後

トランスクリプトの書き込み整合性が強化され、非同期処理の失敗によるデータの不整合を防ぐことで、過去のセッションを確実に元の状態から再開できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

長時間のデバッグや大規模な開発セッションを中断・再開する際、Claudeが過去のやり取りを「忘れる」リスクがなくなり、安心して作業を継続できます。

Fixed
iTerm2、kitty、WezTerm、Ghostty、Windows Terminal において、cmd+delete で行頭まで削除できない問題を修正しました。
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Fixed cmd+delete not deleting to start of line on iTerm2, kitty, WezTerm, Ghostty, and Windows Terminal

変更前

主要なターミナルエミュレータにおいて、標準的なショートカットキーである cmd+delete(行頭まで削除)が機能せず、文字入力の効率が低下していました。

変更後

各ターミナルのキーイベント処理が改善され、慣れ親しんだOS標準のショートカットを使用して素早くプロンプトを編集できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

プロンプトの書き直しや修正がスムーズになり、タイピングのストレスが軽減され、思考を妨げずに開発を進められます。

関連ドキュメント

Fixed
リモートセッションにおいてコンテナ再起動後にプランファイルを見失い、編集時に権限確認が発生したり承認画面が空になったりする問題を修正しました。
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Fixed plan mode in remote sessions losing track of the plan file after a container restart, which caused permission prompts on plan edits and an empty plan-approval modal
Fixed
settings.json における permissions.defaultMode: "auto" の JSON スキーマバリデーションを修正しました。
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Fixed JSON schema validation for permissions.defaultMode: "auto" in settings.json

変更前

設定ファイルで新しい「auto」モードをデフォルトに指定しようとしても、スキーマ定義の不備によりエディタ上でエラーとして警告されたり、正しく認識されなかったりする場合がありました。

変更後

JSONスキーマが最新のパーミッション設定を正しく反映するように修正され、VS Codeなどのエディタで正確な入力補完と検証が行えるようになりました。

ユーザーへの恩恵

設定のミスを未然に防ぎ、チームプランなどで提供される高度な自動化モードをスムーズに導入・運用できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
Windows版のクリーンアップ処理において、アクティブなバージョンのロールバック用コピーが削除されないよう保護を強化しました。
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Fixed Windows version cleanup not protecting the active version's rollback copy
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