Claude Code v2.1.162

変更項目: 28件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

エージェント監視画面「claude agents」の表示幅制限の撤廃や接続の高速化、画像貼り付けへの対応など、マルチエージェント操作の安定性と利便性が大幅に向上しました。Windows 環境やセキュリティスキャンが厳しい企業環境での起動・更新プロセスが改善されたほか、LSP ツールや WebFetch 権限ルールの不具合が修正され、より正確で安全なコード操作が可能になっています。起動時のメッセージも整理され、重要な警告を見逃しにくい洗練されたインターフェースへと進化しました。

Added 追加 (1件)

Added
claude agents --json の出力に、待機中のセッションが何でブロックされているか(権限プロンプトなど)を示す waitingFor フィールドが追加されました
英語原文を表示
claude agents --json now includes waitingFor showing what a waiting session is blocked on (e.g. permission prompt)

変更前

バックグラウンドセッションを JSON 形式で監視する際、セッションが「入力待ち」状態であることは分かっても、具体的にどのような入力(ツールの実行許可や質問への回答など)を待っているのかが判別できませんでした。

変更後

JSON 出力に waitingFor フィールドが含まれるようになり、各セッションがブロックされている具体的な理由をプログラムから直接把握できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

自動化スクリプトやダッシュボードを通じて、どのセッションがユーザーの承認や入力を必要としているかを正確に特定し、迅速に対応できるようになります。

関連ドキュメント

Changed 変更 (10件)

Changed
--tools オプション: ネイティブビルド版において Grep や Glob を明示的に指定することで、埋め込み検索ツールが提供されるようになりました(以前はこれらの名前は無視されていました)
英語原文を表示
--tools: explicitly listing Grep/Glob now provides the dedicated search tools on native builds with embedded search (previously these names were silently ignored)

変更前

CLI 起動時に使用可能なツールを制限する --tools フラグで Grep や Glob を指定しても、適切に認識されず、ネイティブの高速な検索機能が活用できない場合がありました。

変更後

これらのツール名が明示的にサポートされ、指定することで高度な検索機能を確実に有効化できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ツールセットを限定した環境でも、Grep や Glob による強力なコード検索機能を維持し、開発効率を損なわずに安全な作業環境を構築できます。

関連ドキュメント

Changed
/effort コマンド: 選択した思考レベルが新しいセッションのデフォルトとして保存される場合に、その旨を確認するメッセージが表示されるようになりました
英語原文を表示
/effort now confirms when your chosen level will persist as the default for new sessions

変更前

/effort で思考レベル(推論の深さ)を変更した際、その設定が現在のセッションのみに適用されるのか、以降の全てのセッションに永続的に適用されるのかが不明確でした。

変更後

設定が永続化されるレベル(low, medium, high, xhigh)を選択した際に、それがデフォルト設定になることが明示されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

意図せず高いコストがかかる設定をデフォルトにしてしまうミスを防ぎ、常に最適な思考レベルでツールを使用していることを確信できます。

Changed
オートコンプリートメニューでスラッシュコマンドをクリックした際、即座に実行するのではなく、プロンプトに入力されるようになりました。Enter キーを押すことで実行できます。
英語原文を表示
Clicking a slash command in the autocomplete menu now fills it into your prompt instead of running it immediately; press Enter to run
Changed
リモートコントロールの状態が、起動メッセージではなく、セッションへのリンクを含む永続的なフッターのピルとして表示されるようになりました。
英語原文を表示
Remote Control now shows as a persistent footer pill (with a link to the session) instead of a startup message
Changed
エディタのブランド変更に伴い、/ide メニュー、/terminal-setup/scroll-speed 内の「Windsurf」の表記を「Devin Desktop」に更新しました
英語原文を表示
Renamed Windsurf to Devin Desktop in the /ide menu, /terminal-setup, and /scroll-speed, following the editor's rebrand

変更前

連携対象のエディタが Windsurf から Devin Desktop へリブランディングされましたが、Claude Code 内の各メニューでは旧称のまま表示されていました。

変更後

全ての関連メニューや設定コマンドにおいて「Devin Desktop」という新しい名称に統一されました。

ユーザーへの恩恵

最新のエディタ名と完全に一致するため、IDE 連携の設定時に迷うことなく正しい選択肢を選ぶことができます。

Changed
起動時の表示が整理されました。通知は重要度順にグループ化され、セッション情報とアナウンスメントは1行にまとめて表示されます。
英語原文を表示
Quieter startup: notices group by severity, and session info and announcements share a single line per launch
Changed
起動時の警告メッセージが、具体的で簡潔な解決策を含む内容に書き直されました。
英語原文を表示
Startup warnings rewritten to be shorter and clearer, each with a concrete fix
Changed
起動プロンプト(ディープリンク等)に関する警告が、スクロールで流れないよう、対応するまで入力欄の下に固定表示されるようになりました。
英語原文を表示
Launch-prompt warnings (deep link/pre-filled prompt) now stay pinned below the input until you act instead of scrolling away
Changed
ターンの実行に失敗した際、複数行の赤いエラーブロックではなく、コンパクトな警告行が表示されるようになりました。
英語原文を表示
Failed turns now show a compact warning line instead of a multi-line red error block
Changed
バックグラウンドセッションの起動に失敗し、エラー番号が取得できない場合でも、エラーのクラス名が報告されるようになりました。
英語原文を表示
Background dispatch spawn failures now report the error class name when no errno is available

Improved 改善 (1件)

Improved
バックグラウンドサービスの起動および claude update の検証において、セキュリティスキャンの完了を待機するように改善しました(5秒でタイムアウトしなくなりました)
英語原文を表示
Improved background service startup and claude update verification to wait out endpoint-security scanning of new binaries instead of failing after 5 seconds

変更前

企業環境のウイルス対策ソフトなどが新しいバイナリをスキャンしている間、Claude Code が「起動失敗」と判断して 5 秒でタイムアウトしてしまい、正常にインストールや更新ができないことがありました。

変更後

外部のスキャンプロセスを考慮して待機時間が調整され、スキャンに時間がかかる環境でも確実に起動・更新ができるようになりました。

ユーザーへの恩恵

厳しいセキュリティポリシーを持つ組織内でも、ツールの更新や起動が安定して行えるようになり、管理の手間が軽減されます。

関連ドキュメント

Removed 削除 (1件)

Removed
起動時の「Chrome 連携有効」や「マーケットプレイスインストール済み」のメッセージを削除しました。モデルの自動更新やチーム導入のヒントは、ロゴの下に控えめな通知として表示されます。
英語原文を表示
Removed the "Claude in Chrome enabled" and "marketplace installed" startup messages; model auto-updates and the team-onboarding tip now show as quiet notices under the logo

Fixed 修正 (15件)

Fixed
設定ディレクトリが読み取り専用または書き込み不可の場合に起動がハングする問題を修正しました。現在はインメモリ設定で起動し、エラー内容が画面に表示されます。
英語原文を表示
Fixed a silent startup hang when the config directory is read-only or unwritable — Claude Code now starts with in-memory config and surfaces startup errors instead of showing a blank screen
Fixed
WebFetch の権限ルールが組み込みの事前承認済みドメインに適用されない問題を修正しました。明示的な WebFetch(domain:...) ルールが事前承認より優先されるようになります
英語原文を表示
Fixed WebFetch permission rules not being applied to built-in preapproved domains; explicit WebFetch(domain:...) deny/ask/allow rules now take precedence over the preapproved-host auto-allow

変更前

一部のドメインが事前に承認されていたため、ユーザーが明示的に「拒否」や「常に確認」のルールを設定しても、それが無視されて自動的にアクセスが許可されてしまうケースがありました。

変更後

ユーザーが設定した個別のドメインルールが最優先されるようになり、事前承認済みのホストに対しても厳格な制御が可能になりました。

ユーザーへの恩恵

セキュリティポリシーをより詳細に制御できるようになり、特定のドメインへのアクセスを確実に制限・監視できる安心感が向上します。

関連ドキュメント

Fixed
Windows においてバックスラッシュを含むパスや大文字小文字の差異により権限ルールが一致しない問題、および読み取り拒否ルールが検索結果に反映されない問題を修正しました
英語原文を表示
Fixed Windows permission rules never matching when spelled with backslashes (~\, \\server\share) or case-variant paths, and Read deny rules not hiding files from Glob/Grep results

変更前

Windows 特有のパス区切り文字(\)や、ファイルの読み取りを拒否しているにもかかわらず Glob/Grep の検索結果にはファイル名が表示されてしまうといった不具合がありました。

変更後

パスの記述方法に関わらずルールが正確に照合されるようになり、拒否されたファイルは検索結果からも完全に隠されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

Windows 環境でのセキュリティ設定の信頼性が高まり、機密ファイルが誤って Claude の視界に入ることを確実に防げます。

Fixed
ターンの開始直後に送信された中断(Esc キー)が stream-json/SDK セッションで無視され、中断のフィードバックなしに実行が継続されてしまう問題を修正しました
英語原文を表示
Fixed an interrupt (Esc) sent at the very start of a turn being silently dropped in stream-json/SDK sessions, leaving the turn running with no "Interrupted" feedback

変更前

SDK 経由や特定の出力形式を使用している際、Claude が考え始めた瞬間に Esc キーを押しても、その命令が無視されて処理が止まらないことがありました。

変更後

ターンの極めて早い段階での中断命令も即座に認識され、正しく「中断されました」という状態へ移行するようになりました。

ユーザーへの恩恵

意図しない長時間の実行やトークンの浪費を即座に止めることができ、操作のレスポンスがより正確になります。

Fixed
分類器のクエリや MCP サーバーの説明文に含まれる絵文字が切り詰め境界にある場合に発生していた API 400 エラーを修正しました
英語原文を表示
Fixed API 400 no low surrogate in string errors for classifier side-queries and MCP server descriptions containing emoji near a truncation boundary

変更前

絵文字を含むテキストがコンテキスト制限のために特定のバイト位置で切り詰められた際、マルチバイト文字が壊れて API が「不正な文字列」としてエラー(400)を返すことがありました。

変更後

文字の境界を考慮して適切に切り詰めが行われるようになり、絵文字が含まれていても通信エラーが発生しなくなりました。

ユーザーへの恩恵

絵文字を多用する MCP サーバーやドキュメントを扱っている際でも、セッションが突然エラーで中断されるストレスがなくなります。

Fixed
MCP サーバーごとの timeout 設定で 1000ms 未満の値が 1 秒として処理され、全ツールが強制終了していた問題を修正しました。1000ms 未満の設定は無視されデフォルト値が使用されるようになります
英語原文を表示
Fixed MCP per-server timeout config values below 1000 ms being floored to a 1-second watchdog that aborted every tool call; sub-1000 ms values are now ignored (falling back to MCP_TOOL_TIMEOUT or default), and claude mcp get annotates them accordingly

変更前

MCP 設定で非常に短いタイムアウト値を誤って設定すると、全てのツール呼び出しが即座にタイムアウトし、機能しなくなるという極端な挙動が発生していました。

変更後

実用的でない短すぎるタイムアウト設定(1秒未満)は無視され、安全なデフォルト値にフォールバックされるようになりました。

ユーザーへの恩恵

誤った設定によるツールの全滅を防ぎつつ、claude mcp get で設定の問題を把握できるため、安定した MCP 連携を維持できます。

関連ドキュメント

Fixed
LSP ツールの workspaceSymbol 操作が結果を返さない問題を修正しました。現在は query パラメータを受け取り、言語サーバーに正しく渡すようになっています
英語原文を表示
Fixed the LSP tool's workspaceSymbol operation returning no results; it now accepts a query parameter and passes it to the language server

変更前

コード定義を検索するための LSP ツールにおいて、ワークスペース全体のシンボル(関数名やクラス名など)を検索しようとしても、クエリが正しく渡されず結果が空になっていました。

変更後

検索キーワードが適切にバックエンドの言語サーバーに伝わるようになり、大規模なプロジェクト内でも目的のシンボルを正確に見つけられるようになりました。

ユーザーへの恩恵

広範囲なコードベースの理解とナビゲーションが正確になり、Claude が関連するコードを見落とす可能性が大幅に減少します。

関連ドキュメント

Fixed
claude agents において、広幅のターミナルでもステータステキストが 60〜120 列で切り捨てられていた問題を修正しました。現在はターミナル幅いっぱいに詳細が表示されます
英語原文を表示
Fixed claude agents cutting live status text (tool args, replies, prompts, exec output) at 60–120 columns on wide terminals; the status detail now uses the full terminal width

変更前

エージェントの監視画面で、ツールの引数や実行結果などの詳細テキストが、画面に余白があるにもかかわらず不自然に短い幅で切り詰められてしまい、内容が読みづらい状態でした。

変更後

表示領域がターミナルの物理的な横幅に合わせて拡張されるようになり、より多くの情報を一目で確認できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

バックグラウンドで実行中のタスクの進捗状況を、セッションを切り替えることなく正確に把握できるようになり、監視効率が向上します。

関連ドキュメント

Fixed
claude agents で長いセッション名が 40 列で切り捨てられていた問題を修正しました。名前列の幅がターミナルの幅に応じて動的に広がるようになります
英語原文を表示
Fixed claude agents truncating long session names at 40 columns; the name column now grows with terminal width

変更前

プロジェクト名や作業内容を反映した長いセッション名を付けていても、一覧画面では先頭のわずかな部分しか表示されず、どのセッションがどれか判別が困難でした。

変更後

セッション名を表示するカラムが可変幅になり、大きな画面では名前をフルで表示できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

並列で多くのタスクを走らせている際でも、各セッションを名前で明確に識別できるようになり、管理が容易になります。

関連ドキュメント

Fixed
バックグラウンドサービスの再起動直後、claude agents からセッションへの接続(attach)が一度失敗して一覧に戻ってしまうことがある問題を修正しました
英語原文を表示
Fixed claude agents attach occasionally bouncing straight back to the session list on the first try after a background-service restart

変更前

アップデート後などにバックグラウンドサービスが再起動した際、特定のセッションに入ろうとしても、一瞬だけ接続されてすぐに一覧に追い返されるという不安定な挙動がありました。

変更後

再起動後の最初の接続試行も確実に行われるようになり、スムーズに会話を再開できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ツールの再起動や自動更新の直後でも、待たされたり操作をやり直したりすることなく、作業に集中できます。

関連ドキュメント

Fixed
claude agents の入力欄や返信ボックスで Ctrl+V による画像貼り付けが機能しなかった問題を修正しました。画像以外のデータが貼り付けられた場合にはヒントが表示されます
英語原文を表示
Fixed claude agents Ctrl+V image paste doing nothing in the dispatch input and the session reply box; pasting with no image now shows a hint

変更前

エージェント監視画面から直接画像を共有して指示を出そうとしても、ショートカットキーによる貼り付けが反応せず、ファイルを直接指定する手間がかかっていました。

変更後

クリップボードからの画像貼り付けがサポートされ、画像がない場合には貼り付け方法に関するガイドが表示されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

UI の不具合のスクリーンショットなどを素早く共有できるようになり、マルチモーダル機能を活用した指示出しがより直感的になります。

関連ドキュメント

Fixed
バックグラウンドサービスが起動できない状態でセッションをバックグラウンド化(←キー)すると会話が消えてしまう問題を修正しました。現在は失敗した行として一覧に残り、Enter で復旧を試みることができます。
英語原文を表示
Fixed backgrounding a session with ← silently losing the conversation when the background service cannot start; the session stays in the list as a failed row you can wake with Enter
Fixed
エージェントビューからの返信が送信に失敗して失われる問題を修正しました。失敗したメッセージはキューに保持され、次回のセッション開始時に再送されます。
英語原文を表示
Fixed replies from the agents view that fail to send being lost; they are now queued for delivery on the next session start
Fixed
CLAUDE_CODE_TMPDIR$TMPDIR が深い階層のディレクトリを指している場合に、セッション間メッセージング(SendMessage)が音もなく失敗する問題を修正しました
英語原文を表示
Fixed cross-session messaging (SendMessage) silently breaking when CLAUDE_CODE_TMPDIR or $TMPDIR points at a deep directory

変更前

一時ディレクトリのパスが非常に長い環境において、エージェント同士がメッセージを送り合う機能が、エラーも出さずに動作しなくなるという特定困難な不具合がありました。

変更後

内部通信用のパス長制限を回避するように改善され、どのような環境設定でもセッション間の連携が安定して動作するようになりました。

ユーザーへの恩恵

エージェントチームなどの高度な機能を使用する際、環境依存の目に見えないエラーに悩まされることがなくなり、信頼性が向上します。

Fixed
claude agents から実行中のセッションに接続する際、接続完了まで 5 秒間停止(スタール)する問題を修正しました
英語原文を表示
Fixed opening a running background session from claude agents stalling for 5 seconds before attaching

変更前

バックグラウンドで動いているエージェントの操作を引き継ごうとした際、画面が切り替わるまでに不自然な待ち時間が発生していました。

変更後

接続処理が最適化され、選択したセッションへ瞬時に移行できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

「今すぐ状況を確認したい」という時に待たされるストレスがなくなり、バックグラウンド実行と対話型操作の切り替えが非常にスムーズになります。

関連ドキュメント

シェア: X はてブ