Claude Code v2.1.85

変更項目: 30件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

フック機能の条件付き実行やヘッドレス対応の強化に加え、MCPにおけるOAuth認証の標準準拠が進み、管理機能の柔軟性が向上しました。大規模なセッションでのコンテキスト圧縮時の動作やスクロールの安定性など、パフォーマンス面での重要な修正が多く含まれています。ネットワーク接続のリトライ処理や特殊なターミナル環境での入力制御が改善され、より多様な開発環境でスムーズに動作するようになりました。

Added 追加 (6件)

Added
MCPのheadersHelperスクリプトにCLAUDE_CODE_MCP_SERVER_NAMEとCLAUDE_CODE_MCP_SERVER_URL環境変数を追加し、一つのヘルパーで複数のサーバーに対応可能に改善
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Added CLAUDE_CODE_MCP_SERVER_NAME and CLAUDE_CODE_MCP_SERVER_URL environment variables to MCP headersHelper scripts, allowing one helper to serve multiple servers

変更前

MCPサーバーの認証ヘッダーを動的に生成する際、どのサーバーに対するリクエストなのかをスクリプト側で判別する直接的な手段がありませんでした。

変更後

headersHelperスクリプト内でアクセス中のサーバー名とURLを参照できるようになったため、単一のスクリプトで複数のサーバーに対して異なる認証ロジックを適用できます。

ユーザーへの恩恵

多数のMCPサーバーを管理している環境でも、サーバーごとに個別のスクリプトを用意する必要がなくなり、認証設定の管理が大幅に簡素化されます。

関連ドキュメント

Added
フックにパーミッションルール構文(例: Bash(git *))を使用した条件付き「if」フィールドを追加し、実行フィルタリングによるプロセス生成のオーバーヘッドを削減
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Added conditional if field for hooks using permission rule syntax (e.g., Bash(git *)) to filter when they run, reducing process spawning overhead

変更前

フックは条件に関わらずイベントごとに実行されていたため、特定のコマンドの時だけ動作させたい場合でも毎回プロセスが起動し、パフォーマンスに影響を与えていました。

変更後

パーミッションルールと同様の構文で実行条件を指定できるようになったため、条件に一致しない場合はプロセスの起動自体をスキップできます。

ユーザーへの恩恵

不要なフックの実行が抑制されることで、ターミナルの応答性が向上し、特に頻繁に発生するイベントでのリソース消費を抑えることができます。

Added
スケジュールされたタスク(/loop、CronCreate)の実行時に、文字起こし(transcript)内にタイムスタンプマーカーを追加
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Added timestamp markers in transcripts when scheduled tasks (/loop, CronCreate) fire

変更前

/loopなどのスケジュールタスクが実行された際、後からログを見返してもいつそのタスクが実行されたのかを正確に把握することが困難でした。

変更後

タスクが実行されるたびにタイムスタンプが記録されるようになり、実行履歴のタイムラインが明確になります。

ユーザーへの恩恵

長時間実行しているセッションにおいて、定期的なチェックやリマインダーが期待通りに動作したかを時系列で正確に確認できるようになります。

Added
画像を貼り付けた際、[Image #N] プレースホルダーの後ろに自動で半角スペースを追加するように修正
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Added trailing space after [Image #N] placeholder when pasting images

変更前

画像を貼り付けてそのままテキストを入力すると、画像プレースホルダーとプロンプトの間にスペースが入らず、指示が読みにくくなることがありました。

変更後

貼り付け時に自動で末尾にスペースが挿入されるため、続けて指示を入力しても適切な余白が維持されます。

ユーザーへの恩恵

プレースホルダーと指示テキストが混着するのを防ぎ、プロンプトの視認性と入力効率が向上します。

関連ドキュメント

Added
ディープリンククエリ(claude-cli://open?q=…)のサポート文字数を5,000文字まで拡張し、長いプロンプトの場合の確認警告を追加
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Deep link queries (claude-cli://open?q=…) now support up to 5,000 characters, with a "scroll to review" warning for long pre-filled prompts

変更前

ディープリンク経由で渡せるクエリの文字数に制限があり、複雑な指示やコンテキストを外部アプリから渡すことが困難でした。

変更後

最大5,000文字まで対応し、長い事前入力がある場合には「スクロールして確認」という警告が表示されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ブラウザや他のツールから詳細なコーディング指示を直接Claude Codeに流し込めるようになり、外部ツールとの連携がより強力になります。

関連ドキュメント

Added
PreToolUseフックがupdatedInputとpermissionDecision: "allow"を返すことで、AskUserQuestionに応答可能になり、ヘッドレス環境での対話をサポート
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PreToolUse hooks can now satisfy AskUserQuestion by returning updatedInput alongside permissionDecision: "allow", enabling headless integrations that collect answers via their own UI

変更前

ヘッドレス(非対話)モードでの実行中、Claudeがユーザーに質問(AskUserQuestion)を投げると、外部から動的に回答を供給するスマートな方法が不足していました。

変更後

フック経由で質問への回答(updatedInput)を返せるようになったため、独自のUIや自動化スクリプトを介してClaudeの質問に回答できます。

ユーザーへの恩恵

CLIを直接操作できないCI/CD環境やカスタムアプリ経由の利用において、Claudeとの対話を自動化または外部UI化することが可能になります。

Changed 変更 (4件)

Changed
MCPのOAuth認証において、RFC 9728(Protected Resource Metadata)に基づいた認可サーバーの自動発見をサポート
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MCP OAuth now follows RFC 9728 Protected Resource Metadata discovery to find the authorization server

変更前

MCPサーバーのOAuth認証フローにおいて、認証エンドポイントの特定方法が最新の標準仕様に完全に準拠していませんでした。

変更後

RFC 9728に従って認可サーバーのメタデータを発見するようになったため、標準的なOAuth実装を持つサービスとの互換性が向上します。

ユーザーへの恩恵

様々な外部サービスのMCPツールを利用する際、認証プロセスの信頼性と安定性が向上し、スムーズにツールを連携させることができます。

関連ドキュメント

Changed
組織ポリシー(managed-settings.json)でブロックされたプラグインのインストールおよび有効化を禁止し、マーケットプレイスからも非表示にするよう強化
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Plugins blocked by organization policy (managed-settings.json) can no longer be installed or enabled, and are hidden from marketplace views

変更前

管理者がポリシーでプラグインを制限していても、ユーザーがマーケットプレイスで見つけてインストールを試みることができていました。

変更後

ポリシー設定がマーケットプレイスの表示やインストール操作に直接反映されるようになり、組織のルールを厳格に適用できます。

ユーザーへの恩恵

企業環境において、未承認のプラグインが誤って利用されるリスクを排除し、管理コストとセキュリティの安全性を高めることができます。

関連ドキュメント

Changed
OpenTelemetryのtool_resultイベントに含まれるtool_parametersを、環境変数OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1による制御対象に変更
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tool_parameters in OpenTelemetry tool_result events are now gated behind OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1

変更前

OpenTelemetry経由でログを収集する際、ツールの引数などの詳細なパラメータが常に送信され、機密情報の漏洩やログサイズの増大が懸念されていました。

変更後

デフォルトではパラメータが伏せられるようになり、詳細なログが必要な場合にのみ明示的な設定で有効化できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

テレメトリ収集のプライバシー制御が強化され、組織のセキュリティポリシーに合わせた柔軟な運用が可能になります。

関連ドキュメント

Changed
大規模なセッションでコンテキスト圧縮(compaction)がトリガーされた際のUIのスタッタリング(カクつき)を軽減
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Reduced UI stutter when compaction triggers on large sessions

変更前

履歴が非常に長い状態で要約処理が始まると、処理の重さによりターミナルの画面表示が一瞬固まる現象が発生していました。

変更後

バックグラウンド処理の効率化により、要約中もUIの滑らかさが損なわれにくくなりました。

ユーザーへの恩恵

長時間の開発作業でもClaudeの応答待ち中にストレスを感じることがなくなり、集中力を維持しやすくなります。

Improved 改善 (3件)

Improved
大規模リポジトリにおける@-mentionでのファイル補完パフォーマンスを向上させました。
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Improved @-mention file autocomplete performance on large repositories
Improved
PowerShellにおける危険なコマンドの検知精度を改善しました。
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Improved PowerShell dangerous command detection
Improved
transcriptのスクロール性能を、WASMのレイアウト実装を純粋なTypeScriptに置き換えることで向上させました。
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Improved scroll performance with large transcripts by replacing WASM yoga-layout with a pure TypeScript implementation

Fixed 修正 (17件)

Fixed
会話が肥大化してコンテキスト圧縮リクエスト自体が制限を超えてしまう場合に、/compactコマンドが失敗する問題を修正
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Fixed /compact failing with "context exceeded" when the conversation has grown too large for the compact request itself to fit

変更前

会話履歴が極端に長いセッションで/compactを実行しようとすると、要約のためのリクエスト自体がモデルの制限に収まらず、エラーになることがありました。

変更後

極めて大きなコンテキスト下でも適切に要約処理が開始されるよう、圧縮ロジックの耐久性が向上しました。

ユーザーへの恩恵

どれだけ長い対話を続けてもセッションを維持したままコンテキストを整理できるようになり、長期的な作業の安定性が向上します。

Fixed
プラグインのインストール先が設定ファイル内の宣言と異なる場合に、/plugin enable/disableが失敗する問題を修正
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Fixed /plugin enable and /plugin disable failing when a plugin's install location differs from where it's declared in settings

変更前

手動での移動や特殊なインストール構成によりパスが不一致になると、プラグインの有効化・無効化の切り替えができなくなることがありました。

変更後

インストール場所をより柔軟に解決するよう改善され、構成に差異があっても正しく状態を管理できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

プラグイン管理操作の確実性が増し、環境構築時のトラブルに悩まされることが少なくなります。

関連ドキュメント

Fixed
非Gitリポジトリで--worktreeを使用した場合、WorktreeCreateフックが実行される前にエラーで終了してしまう問題を修正
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Fixed --worktree exiting with an error in non-git repositories before the WorktreeCreate hook could run

変更前

Git以外のVCS(SVN等)をフックでサポートしようとしても、起動時のGitチェックで処理が止まってしまい、フックによるカスタム処理が実行できませんでした。

変更後

--worktree起動時のチェック順序が見直され、Gitがない環境でもフックによる独自のワークツリー作成処理を正しく開始できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

Git以外のプロジェクト管理ツールを使用している開発者も、Claude Codeの強力な並行作業機能を活用できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
deniedMcpServers設定がclaude.ai上のMCPサーバーを正しくブロックできていなかった問題を修正
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Fixed deniedMcpServers setting not blocking claude.ai MCP servers

変更前

設定ファイルで特定のMCPサーバーを拒否リストに追加していても、クラウド経由で提供される一部のサーバーにはその制限が適用されない場合がありました。

変更後

拒否リストのチェックがクラウド接続のサーバーにも一貫して適用されるようになり、管理が徹底されました。

ユーザーへの恩恵

利用したくないツールやセキュリティ上の懸念がある外部サーバーを、確実にセッションから排除できる安心感が得られます。

関連ドキュメント

Fixed
マルチモニター環境において、computer-useツールのswitch_displayが「このセッションでは利用不可」と誤って返される問題を修正
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Fixed switch_display in the computer-use tool returning "not available in this session" on multi-monitor setups

変更前

複数のディスプレイを接続しているMacで画面操作(computer-use)機能を使う際、ディスプレイの切り替えが正常に行えないことがありました。

変更後

マルチモニター構成を正しく認識し、意図した画面への切り替えと操作が可能になりました。

ユーザーへの恩恵

複雑なマルチモニター環境での開発作業中も、Claudeに正確な画面操作を依頼できるようになり、自動化の幅が広がります。

Fixed
OTEL_LOGS_EXPORTER等のエクスポート設定をnoneに指定するとクラッシュする問題を修正
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Fixed crash when OTEL_LOGS_EXPORTER, OTEL_METRICS_EXPORTER, or OTEL_TRACES_EXPORTER is set to none

変更前

特定のテレメトリ出力を無効化するために標準的な「none」という値を設定すると、アプリケーションが予期せず終了することがありました。

変更後

「none」値を無効化設定として正しく解釈し、クラッシュせずに動作するようになりました。

ユーザーへの恩恵

監視設定の微調整を安全に行えるようになり、不要なログ出力を安心して停止できます。

関連ドキュメント

Fixed
ネイティブビルド以外で、diffの構文ハイライトが機能しなかった問題を修正しました。
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Fixed diff syntax highlighting not working in non-native builds
Fixed
リフレッシュトークンが存在する場合にMCPの権限昇格(step-up)認証が失敗する問題を修正し、403エラー時に再認証を正しく誘導するように改善
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Fixed MCP step-up authorization failing when a refresh token exists — servers requesting elevated scopes via 403 insufficient_scope now correctly trigger the re-authorization flow

変更前

一度認証したMCPサーバーで追加の権限が必要になった際、リフレッシュトークンがあると古い権限を使い回そうとしてエラーになり、再認証ダイアログが出ないことがありました。

変更後

サーバーからの不足権限エラー(403)を正しく検知し、必要に応じて新しいスコープでの認可フローを自動で開始します。

ユーザーへの恩恵

OAuth連携ツールの利用中に権限不足で作業が止まることがなくなり、シームレスなツール利用体験が維持されます。

関連ドキュメント

Fixed
リモートセッションにおいて、ストリーミングレスポンス中断時に発生していたメモリリークを修正しました。
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Fixed memory leak in remote sessions when a streaming response is interrupted
Fixed
エッジ接続の変動時に発生していたECONNRESETエラーに対し、リトライ時に新しいTCP接続を使用することで接続を安定化
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Fixed persistent ECONNRESET errors during edge connection churn by using a fresh TCP connection on retry

変更前

ネットワーク環境が不安定な際、古い接続を再利用しようとして通信エラー(ECONNRESET)が頻発し、Claudeとの対話が中断されることがありました。

変更後

リトライ時に接続をフレッシュな状態にするロジックが導入され、不安定な回線下での通信成功率が大幅に向上しました。

ユーザーへの恩恵

モバイル環境やVPN経由など、ネットワークが不安定になりやすい状況でも作業が中断されにくくなります。

関連ドキュメント

Fixed
特定のスラッシュコマンド実行後、プロンプトがキューに詰まって上矢印キーで履歴が取得できなくなる問題を修正しました。
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Fixed prompts getting stuck in the queue after running certain slash commands, with up-arrow unable to retrieve them
Fixed
Python Agent SDKにおいて、--mcp-configで渡された「type:'sdk'」のMCPサーバーが起動時に失われる問題を修正
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Fixed Python Agent SDK: type:'sdk' MCP servers passed via --mcp-config are no longer dropped during startup

変更前

SDK経由でClaude Codeを呼び出す際、特定の形式で設定したMCPサーバーが無視されてしまい、ツールが使えないことがありました。

変更後

渡されたすべてのMCP設定が正しくロードされるようになり、SDKを通じた高度な統合が確実に動作します。

ユーザーへの恩恵

独自のアプリケーションにClaude Codeを組み込む開発者が、期待通りにカスタムツールをモデルに提供できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
SSH接続時やVS Codeの統合ターミナルで実行した際、生のキーシーケンスがプロンプトに表示されてしまう問題を修正
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Fixed raw key sequences appearing in the prompt when running over SSH or in the VS Code integrated terminal

変更前

特定のターミナル環境でショートカットキーなどを押した際、意図しない文字列(エスケープシーケンス)が入力欄に混入することがありました。

変更後

キー入力の処理が改善され、SSH経由などのリモート環境でもクリーンな入力体験が提供されます。

ユーザーへの恩恵

どのような接続形態でも入力ミスを気にせず、快適にプロンプトを入力できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
Remote Controlセッションにおいて、パーミッション解決後もステータスが「アクションが必要(Requires Action)」のまま止まる問題を修正しました。
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Fixed Remote Control session status staying stuck on "Requires Action" after a permission is resolved
Fixed
入力候補のサジェストが表示されている際、Shift+EnterやMeta+Enterによる改行がサジェストに横取りされる問題を修正しました。
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Fixed shift+enter and meta+enter being intercepted by typeahead suggestions instead of inserting newlines
Fixed
ストリーミング中に上方向にスクロールすると、古いコンテンツが残って表示される問題を修正しました。
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Fixed stale content bleeding through when scrolling up during streaming
Fixed
GhosttyやKitty等の特定のターミナルで終了後に拡張キーボードモードが残る問題を修正し、終了後のCtrl+C/Dが正常に動作するようにしました。
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Fixed terminal left in enhanced keyboard mode after exit in Ghostty, Kitty, WezTerm, and other terminals supporting the Kitty keyboard protocol — Ctrl+C and Ctrl+D now work correctly after quitting
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