Claude Code v2.1.84
変更項目: 40件
CHANGELOG.mdこのバージョンの概要
Windowsユーザー向けにPowerShellツールが追加され、システムドライブの保護強化や日本語入力(IME)時のカーソル追従改善が行われました。起動プロセスの並列化やMCP接続の非同期化により、ツール連携環境でもこれまで以上に素早く作業を開始できます。また、環境変数による詳細なモデル設定や、長時間放置されたセッションでのリセット提案など、運用性とコスト効率を高める改善が多数含まれています。
Added 追加 (9件)
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ANTHROPIC_DEFAULT_{OPUS,SONNET,HAIKU}_MODEL_SUPPORTS env vars to override effort/thinking capability detection for pinned default models for 3p (Bedrock, Vertex, Foundry), and _MODEL_NAME/_DESCRIPTION to customize the /model picker label変更前
BedrockやVertex AIなどの外部プロバイダーを利用する際、特定のモデルバージョンを固定すると、Claude Codeがそのモデルの思考(Thinking)能力や推論レベルを正しく認識できない場合がありました。また、モデル選択画面での表示名を変更することもできませんでした。
変更後
環境変数 ANTHROPIC_DEFAULT_{OPUS,SONNET,HAIKU}_MODEL_SUPPORTS でモデルの能力を明示的に上書きできるようになりました。また、_MODEL_NAME や _DESCRIPTION 変数を使用して、/model ピッカーに表示される名前や説明を自由にカスタマイズ可能です。
ユーザーへの恩恵
社内のLLMゲートウェイ経由や特定の推論プロファイルを使用している場合でも、Claudeの高度な推論機能を確実に有効化でき、かつユーザーが識別しやすい名前を付けて運用効率を高めることができます。
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CLAUDE_STREAM_IDLE_TIMEOUT_MS env var to configure the streaming idle watchdog threshold (default 90s)変更前
APIからのレスポンスストリーミングが長時間停止した場合、一律のタイムアウト(90秒)が適用されていました。ネットワーク環境や複雑な思考プロセスによってこれ以上の時間が必要な場合でも、調整が困難でした。
変更後
環境変数 CLAUDE_STREAM_IDLE_TIMEOUT_MS を使用して、ストリーミング停止時のウォッチドッグのしきい値をミリ秒単位で設定できるようになりました。
ユーザーへの恩恵
不安定なネットワーク環境や非常に長い思考を伴うタスクにおいて、セッションが不意に切断されるのを防ぎ、開発作業の中断を最小限に抑えることができます。
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TaskCreated フックを追加英語原文を表示
TaskCreated hook that fires when a task is created via TaskCreate変更前
Claudeが新しいタスクを作成した瞬間に外部ツールを連携させたり、カスタムログを記録したりする標準的なトリガーがありませんでした。
変更後
TaskCreate ツールによってタスクが作成されたときに発火する TaskCreated フックが実装されました。
ユーザーへの恩恵
タスク管理システムとの自動同期や、タスク開始時のCI実行など、開発ワークフローをよりきめ細かく自動化できます。
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WorktreeCreate フックで作成されたパスの返却に対応英語原文を表示
WorktreeCreate hook support for type: "http" — return the created worktree path via hookSpecificOutput.worktreePath in the response JSON変更前
WorktreeCreate フックをHTTP経由で実行した際、フックによって作成されたgitワークツリーのパスをClaude Code側に正確に伝える標準的な方法がありませんでした。
変更後
HTTPフックのレスポンスJSON内の hookSpecificOutput.worktreePath フィールドを通じて、作成されたパスを返せるようになりました。
ユーザーへの恩恵
独自のサーバーで管理している複雑なワークツリー作成フローをClaude Codeとシームレスに統合でき、並行作業の自動化がより強固になります。
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allowedChannelPlugins を追加英語原文を表示
allowedChannelPlugins managed setting for team/enterprise admins to define a channel plugin allowlist変更前
TeamやEnterpriseプランの管理者は、どのチャンネルプラグイン(SlackやTelegram通知など)の使用を許可するかを個別に制限することができませんでした。
変更後
管理設定に allowedChannelPlugins が追加され、マーケットプレイスとプラグイン名のペアで構成される許可リストを定義できるようになりました。
ユーザーへの恩恵
組織のセキュリティポリシーに合わせて、承認済みの通信経路のみを限定して使用させることができ、安全な外部通知環境を構築できます。
関連ドキュメント
x-client-request-id ヘッダーを追加英語原文を表示
x-client-request-id header to API requests for debugging timeouts変更前
APIのタイムアウトやエラーが発生した際、そのリクエストを特定して調査するための識別子がリクエストヘッダーに含まれておらず、トラブルシューティングに時間がかかることがありました。
変更後
すべてのAPIリクエストに一意の x-client-request-id ヘッダーが付与されるようになりました。
ユーザーへの恩恵
問題が発生した際にサポートやインフラチームが特定のリクエストを即座に追跡できるようになり、原因究明と解決までの時間が大幅に短縮されます。
/clear を促すプロンプトを追加英語原文を表示
/clear, reducing unnecessary token re-caching on stale sessions変更前
75分以上放置された古いセッションを再開すると、以前のコンテキストが再キャッシュされるまで時間がかかったり、不要なトークン費用が発生したりすることがありました。
変更後
75分以上経過した後に戻ってきたユーザーに対し、コンテキストのリセット(/clear)を提案するプロンプトが表示されるようになりました。
ユーザーへの恩恵
古い情報の蓄積によるモデルの性能低下や、不要なキャッシュコストの発生を未然に防ぎ、常に最適なパフォーマンスとコストで作業を再開できます。
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Changed 変更 (12件)
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claude-cli://) now open in your preferred terminal instead of whichever terminal happens to be first in the detection list変更前
claude-cli:// のディープリンクを開く際、OSの検出リストで最初に見つかったターミナルが強制的に使用され、ユーザーが普段使っているターミナルで開かないことがありました。
変更後
ユーザーが優先設定しているターミナルを尊重してディープリンクが開くように挙動が修正されました。
ユーザーへの恩恵
リンクをクリックした際に、普段使いのVS CodeターミナルやiTerm2などが正しく立ち上がるようになり、ツール間の移動がスムーズになります。
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paths: フロントマターで複数のグロブパターンに対応英語原文を表示
paths: frontmatter now accepts a YAML list of globs変更前
スキルの適用範囲やプロジェクトルールを特定のパスに制限する paths: フィールドにおいて、単一のパターンしか記述できない、またはリスト形式の処理が不十分な場合がありました。
変更後
YAMLのリスト形式で複数のグロブパターンを指定できるようになり、より柔軟な適用範囲の設定が可能になりました。
ユーザーへの恩恵
フロントエンドとバックエンドの特定ディレクトリなど、関連する複数のパスに対して一つのルールを効率的に適用でき、コンテキストの管理が容易になります。
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変更前
OpenAPIから自動生成されたMCPサーバーなどが、膨大な説明文をコンテキストに流し込むことがあり、トークン消費の増大やパフォーマンス低下を引き起こしていました。
変更後
ツールの説明とサーバーへの指示出し内容が最大2KBに制限されました。
ユーザーへの恩恵
肥大なメタデータによってコンテキストが圧迫されるのを防ぎ、本来のコード生成や分析に必要なトークン枠を最大限に活用できます。
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変更前
ローカルファイルで定義したMCPサーバーと、claude.aiのWebUI経由で設定したコネクタが重複している場合、混乱や競合が生じる可能性がありました。
変更後
重複が検出された場合、ローカルの構成を優先し、自動的にデデュープ(重複排除)されるようになりました。
ユーザーへの恩恵
複雑な環境設定でもサーバーの二重起動やツールの競合を気にせず、一貫した動作環境を維持できます。
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ToolSearch is enabled, including for users with MCP tools configured変更前
MCPツールの動的検索機能(ToolSearch)を使用している場合、システムプロンプトのキャッシュが効率的に機能せず、毎回高いキャッシュ作成コストがかかることがありました。
変更後
MCPツールが構成されているユーザーでも、ToolSearchの動作中にシステムプロンプトのキャッシュが正しく効くように最適化されました。
ユーザーへの恩恵
多くのMCPツールを連携させている環境でも、レスポンスの開始が速くなり、API利用コストも大幅に削減されます。
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owner/repo#123 形式の場合のみリンク化し、単なる #123 は自動リンクしないよう変更。英語原文を表示
owner/repo#123 — bare #123 is no longer auto-linked英語原文を表示
/voice, /mobile, /chrome, /upgrade, etc.) are now hidden instead of shown関連ドキュメント
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Improved 改善 (5件)
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C:\, C:\Windows, etc.)変更前
Windows環境において、Claudeが誤って C:\ や C:\Windows といったシステム上の重要ディレクトリを削除しようとするアクションを完全に防ぎきれないリスクがありました。
変更後
ドライブのルートや重要なシステムパスに対する破壊的な操作の検出精度が大幅に向上しました。
ユーザーへの恩恵
Claudeに強力な権限(bypassPermissionsなど)を与えている場合でも、不注意によるシステム破壊のリスクを最小限に抑え、安全に使用できます。
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setup() in parallel with slash command and agent loading変更前
起動時に「セットアップ」「スラッシュコマンドのロード」「エージェントのロード」を順番に行っていたため、入力が可能になるまでわずかな待ち時間がありました。
変更後
これらの準備処理を並列で実行するように改善され、起動時間が約30ms短縮されました。
ユーザーへの恩恵
claude と打ち込んでから入力できるようになるまでのレスポンスがより機敏になり、開発のリズムを崩しません。
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claude "prompt" with MCP servers — the REPL now renders immediately instead of blocking until all servers connect変更前
claude "prompt" のように直接指示を与えて起動する際、すべてのMCPサーバーが接続完了するまで画面が固まり、入力を受け付けない時間がありました。
変更後
サーバーの接続を待たずに即座にインターフェースが表示され、バックグラウンドで接続が行われるようになりました。
ユーザーへの恩恵
ツール連携を多く使用している環境でも、起動直後の「待ち」がなくなり、ストレスなく作業を開始できます。
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Fixed 修正 (14件)
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Ctrl+U の挙動を改善英語原文を表示
Ctrl+U (kill-to-line-start) being a no-op at line boundaries in multiline input, so repeated Ctrl+U now clears across lines変更前
複数行にわたる入力を行っている際、行の境界で Ctrl+U(行頭まで削除)を押しても何も起きないことがありました。
変更後
行の境界を越えて削除が継続されるようになり、連続して Ctrl+U を押すことで複数行を効率的にクリアできるようになりました。
ユーザーへの恩恵
長いプロンプトの修正や書き直しがより直感的に素早く行えるようになり、CLIでの編集効率が向上します。
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"ctrl+x ctrl+k": null) still entering chord-wait mode instead of freeing the prefix key変更前
Ctrl+X Ctrl+K のような2打鍵(コード)のバインドを null で解除しても、最初のキーを押した際に入力待ち状態が発生し、そのキーが他の用途にすぐに解放されない問題がありました。
変更後
バインドを解除すると、プレフィックスキーが即座に解放され、単一キーとして正常に機能するようになりました。
ユーザーへの恩恵
キーバインドをカスタマイズして自分好みの操作体系を構築する際の、不自然なラグや競合が解消されます。
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--json-schema and the subagent also specifies a schema変更前
メインセッションで --json-schema を使用している際、ワークフロー内で起動されるサブエージェントもスキーマを指定しようとすると、APIリクエストの競合により400エラーが発生していました。
変更後
ネストされたエージェント呼び出しにおけるスキーマの処理が適正化され、エラーなく実行できるようになりました。
ユーザーへの恩恵
構造化出力が必要な複雑なタスクをサブエージェントに分担させる高度な自動化スクリプトが安定して動作します。
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Edit(.claude) allow rules変更前
Claudeに自身の .claude 設定ファイルを編集させる許可を与えても、特定の許可ルールを持つユーザー環境では、その設定がセッションを越えて維持されないことがありました。
変更後
「このセッションで設定編集を許可する」という選択が正しく保持されるように修正されました。
ユーザーへの恩恵
Claudeに環境構築や設定の自動変更を依頼する際、何度も同じ許可を求められるストレスが解消されます。
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変更前
MCPサーバーの再起動や再接続が発生するたびに、以前のツールやリソースのキャッシュがメモリ内に残り続け、長時間使用時にメモリを圧迫する可能性がありました。
変更後
再接続時に古いキャッシュが正しくクリアされるようになり、メモリ使用量が最適化されました。
ユーザーへの恩恵
数日にわたるような長時間のセッションでも、ツール全体の動作が重くなることなく、安定して使い続けることができます。
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変更前
ターミナルの物理カーソルが入力位置に正しく追従していなかったため、日本語(IME)のインライン変換が意図しない場所で表示されたり、スクリーンリーダーが位置を認識できなかったりしました。
変更後
物理カーソルが入力位置に正確に同期されるようになり、IMEの変換候補が入力中の文字のすぐ下に表示されるようになりました。
ユーザーへの恩恵
日本語入力時の視認性が劇的に向上し、快適にプロンプトを記述できるようになります。また、アクセシビリティも向上しました。