Claude Code v2.1.71

変更項目: 28件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

プロンプトやコマンドを一定間隔で自動実行できる /loop コマンドや cron スケジューリング機能が追加され、定期的なタスクの自動化が容易になりました。また、スリープ復帰後の再接続速度の劇的な向上や、起動時のフリーズ解消など、全体的なパフォーマンスと安定性が大きく改善されています。プラグイン管理の挙動も洗練され、チーム開発における個人設定の分離や重複する MCP サーバーの自動整理が実現しました。

Added 追加 (4件)

Added
プロンプトやスラッシュコマンドを一定間隔で繰り返し実行できる /loop コマンドを追加しました(例: /loop 5m check the deploy
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Added /loop command to run a prompt or slash command on a recurring interval (e.g. /loop 5m check the deploy)

変更前

定期的なデプロイ状況の確認やコードレビューなど、繰り返し行いたいタスクを毎回手動で入力するか、外部の cron ジョブとして設定する必要がありました。

変更後

/loop コマンドを使用することで、セッション内で直接、指定した時間間隔でコマンドやプロンプトを自動実行できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

モニタリングや定期的なタスクの自動化が Claude Code 内で完結し、開発者が手動で繰り返しコマンドを打つ手間が大幅に削減されます。

Added
セッション内でプロンプトを定期実行するための cron スケジューリングツールを追加しました。
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Added cron scheduling tools for recurring prompts within a session
Added
音声入力の有効化キーを keybindings.json で変更可能にする voice:pushToTalk キーバインドを追加しました(デフォルトはスペースキー)。meta+k のような修飾キーとの組み合わせにより、通常のタイピング入力を妨げることなく使用できます。
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Added voice:pushToTalk keybinding to make the voice activation key rebindable in keybindings.json (default: space) — modifier+letter combos like meta+k have zero typing interference

変更前

音声入力の開始キーが固定されていたため、通常のテキスト入力中に意図せず音声モードが起動したり、ユーザーの好みのキー設定が利用できなかったりする場合がありました。

変更後

設定ファイルでプッシュ・トゥ・トークのキーを自由に割り当てられるようになり、修飾キーを組み合わせることで誤動作を防ぎつつ快適に音声入力が行えます。

ユーザーへの恩恵

開発スタイルに合わせたカスタマイズが可能になり、コーディングと音声指示の切り替えがよりスムーズになります。

関連ドキュメント

Added
fmtcommcmpnumfmtexprtestprintfgetconfseqtsortpr の各コマンドを Bash の自動承認リストに追加しました。
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Added fmt, comm, cmp, numfmt, expr, test, printf, getconf, seq, tsort, and pr to the bash auto-approval allowlist

変更前

安全なテキスト処理や比較のための基本的な UNIX コマンドであっても、実行のたびにユーザーに許可を求めるプロンプトが表示され、作業が中断されることがありました。

変更後

これらの一般的な読み取り・比較コマンドが事前に承認されたため、Claude はユーザーの手を煩わせることなく自律的に実行できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

安全性を維持したまま、分析や整形といった標準的な操作における不必要な確認待ちがなくなり、作業効率が向上します。

関連ドキュメント

Improved 改善 (4件)

Improved
ネイティブ画像プロセッサの読み込みを初回使用時まで遅延させることで、起動時間を短縮しました。
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Improved startup time by deferring native image processor loading to first use
Improved
スリープからの復帰後、ブリッジセッションの再接続にかかる時間を最大 10 分から数秒以内に大幅に短縮しました。
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Improved bridge session reconnection to complete within seconds after laptop wake from sleep, instead of waiting up to 10 minutes
Improved
/plugin uninstall の動作を改善し、プロジェクト共有の .claude/settings.json を直接変更するのではなく、.claude/settings.local.json でプロジェクトスコープのプラグインを無効化するようにしました。
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Improved /plugin uninstall to disable project-scoped plugins in .claude/settings.local.json instead of modifying .claude/settings.json, so changes don't affect teammates

変更前

プラグインをアンインストールすると共有設定が変更されてしまい、同じリポジトリで作業している他のチームメンバーの環境からもプラグインが消えてしまう問題がありました。

変更後

アンインストール操作がユーザー個人のローカル設定に反映されるようになり、チームへの影響を避けつつ自分だけの環境をカスタマイズできます。

ユーザーへの恩恵

チームの共通設定を壊す心配をせずに、個人の好みに応じてプラグインの抜き差しが自由に行えるようになります。

Improved
プラグインから提供される MCP サーバーの重複排除機能を改善しました。手動設定されたサーバーと同じコマンドや URL を持つサーバーはスキップされ、接続やツールセットの重複を防止します。抑制されたサーバーは /plugin メニューで確認可能です。
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Improved plugin-provided MCP server deduplication — servers that duplicate a manually-configured server (same command/URL) are now skipped, preventing duplicate connections and tool sets. Suppressions are shown in the /plugin menu.

変更前

同じ機能を持つ MCP サーバーがプラグインと手動設定の両方から読み込まれ、同じツールが二重に表示されたり、リソースが無駄に消費されたりすることがありました。

変更後

同一のサーバー設定が検知されると自動的に片方がスキップされ、システム全体の健全性とパフォーマンスが維持されます。

ユーザーへの恩恵

ツールの重複による混乱が避けられ、メモリ消費の抑制とレスポンスの安定に繋がります。

Updated 更新 (1件)

Updated
/debug コマンドを更新し、セッションの途中でデバッグログの出力を切り替えられるようにしました。これにより、デフォルトではログを書き込まない設定が可能になりました。
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Updated /debug to toggle debug logging on mid-session, since debug logs are no longer written by default

変更前

デバッグログが常に書き込まれ続けるか、あるいは起動時の設定で固定されていたため、必要な時だけ詳細な情報を取得することが困難でした。

変更後

実行中のセッションで必要に応じて /debug をオンにでき、調査したい瞬間だけログを収集できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ディスクスペースの節約とプライバシー保護に役立ち、トラブルシューティングが必要な時だけ効率的に情報を取得できます。

Removed 削除 (1件)

Removed
未認証の組織登録済み claude.ai コネクタに関する、起動時の不要な通知を削除しました。
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Removed startup notification noise for unauthenticated org-registered claude.ai connectors

Fixed 修正 (18件)

Fixed
長時間セッションにおいて、プロセスは生存しているもののキー入力が処理されなくなる標準入力(stdin)のフリーズ問題を修正しました。
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Fixed stdin freeze in long-running sessions where keystrokes stop being processed but the process stays alive
Fixed
音声モード有効時に、システムのスリープ復帰後に CoreAudio の初期化がメインスレッドをブロックし、起動が 5〜8 秒フリーズする問題を修正しました。
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Fixed a 5–8 second startup freeze for users with voice mode enabled, caused by CoreAudio initialization blocking the main thread after system wake
Fixed
期限切れの OAuth トークンを複数の claude.ai プロキシコネクタが同時に更新する際に、起動 UI がフリーズする問題を修正しました。
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Fixed startup UI freeze when many claude.ai proxy connectors refresh an expired OAuth token simultaneously

変更前

複数のコネクタを使用している環境でトークンの有効期限が切れると、起動時に一斉に更新処理が走り、インターフェースが一時的に操作不能になる現象が発生していました。

変更後

トークン更新の処理が最適化され、複数のコネクタがバックグラウンドで安全に再認証を行うようになり、起動時の応答性が維持されます。

ユーザーへの恩恵

外部サービスと連携している場合でも、起動時のストレスなくスムーズに作業を開始できるようになります。

Fixed
/fork で作成されたフォークセッションが同じプランファイルを共有していたため、一方の編集内容が他方を上書きしてしまう問題を修正しました。
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Fixed forked conversations (/fork) sharing the same plan file, which caused plan edits in one fork to overwrite the other

変更前

元のセッションから分岐して別の解決策を試そうとしても、プランファイル(plan file)が共有されていたため、試行錯誤の内容が混ざってしまう問題がありました。

変更後

フォークされたセッションごとに独立したプランファイルが保持されるようになり、一方の変更が他方に影響を与えることなく並行して作業できます。

ユーザーへの恩恵

複数のアプローチを安全に比較・検討できるようになり、大規模なリファクタリングなどの設計作業がより確実になります。

Fixed
画像処理に失敗した際、Read ツールが巨大な画像をコンテキストに投入してしまい、画像多用の長いセッションで後のターンが壊れる問題を修正しました。
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Fixed the Read tool putting oversized images into context when image processing failed, breaking subsequent turns in long image-heavy sessions
Fixed
ヒアドキュメントを含む Git コミットメッセージなどの複合 Bash コマンドにおいて、誤ってパーミッション確認が表示される問題を修正しました。
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Fixed false-positive permission prompts for compound bash commands containing heredoc commit messages
Fixed
複数の Claude Code インスタンスを実行している際に、プラグインのインストール情報が失われる問題を修正しました。
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Fixed plugin installations being lost when running multiple Claude Code instances
Fixed
OAuth トークンの更新後に claude.ai コネクタが再接続に失敗する問題を修正しました。
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Fixed claude.ai connectors failing to reconnect after OAuth token refresh
Fixed
組織で設定された claude.ai MCP コネクタの起動通知が、以前に接続されたものだけでなく、全てのコネクタに対して表示される問題を修正しました。
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Fixed claude.ai MCP connector startup notifications appearing for every org-configured connector instead of only previously connected ones

変更前

Claude Code を起動するたびに、使用していないものも含め、組織で定義された多数のコネクタに関する通知が画面を埋め尽くすことがありました。

変更後

ユーザーが実際に接続し、過去に利用したことのあるコネクタの通知のみが適切に表示されるようフィルタリングされます。

ユーザーへの恩恵

不要な通知ノイズが減り、作業に必要な情報に集中できるクリアなインターフェースが維持されます。

関連ドキュメント

Fixed
バックグラウンドエージェントの完了通知に出力ファイルパスが含まれておらず、コンテキスト圧縮後に親エージェントが結果を復元できない問題を修正しました。
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Fixed background agent completion notifications missing the output file path, which made it difficult for parent agents to recover agent results after context compaction
Fixed
Bash ツールのエラーメッセージにおいて、コマンドが異常終了した際に出力が重複する問題を修正しました。
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Fixed duplicate output in Bash tool error messages when commands exit with non-zero status
Fixed
Chrome がインストールされていないマシンで実行した後、Chrome 拡張機能の自動検出が恒久的に「未インストール」のままになる問題を修正しました。
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Fixed Chrome extension auto-detection getting permanently stuck on "not installed" after running on a machine without local Chrome
Fixed
特定のブランチやタグに固定されている場合に、/plugin marketplace update がマージコンフリクトで失敗する問題を修正しました。
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Fixed /plugin marketplace update failing with merge conflicts when the marketplace is pinned to a branch/tag ref

変更前

マーケットプレイスの参照先が固定されている環境で更新を行うと、内部的な Git 操作で競合が発生し、プラグインの更新ができなくなる場合がありました。

変更後

ブランチやタグの参照が適切に処理されるようになり、固定されたリポジトリからでも安定して最新のプラグイン情報を取得できます。

ユーザーへの恩恵

チームで共有している特定のバージョンのプラグインマーケットプレイスを、エラーなく確実に運用できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
/plugin marketplace add owner/repo@ref において、@ 記号が正しく解析されない問題を修正しました。以前は # のみがリファレンス区切りとして機能しており、厳格なマーケットプレイス制限下で診断困難なエラーが発生していました。
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Fixed /plugin marketplace add owner/repo@ref incorrectly parsing @ — previously only # worked as a ref separator, causing undiagnosable errors with strictKnownMarketplaces

変更前

GitHub リポジトリなどを追加する際、一般的な慣習である @ を使ったバージョン指定が認識されず、設定ミスによるエラーに繋がることがありました。

変更後

@# の両方がリファレンス区切りとして正しくサポートされ、柔軟な指定が可能になりました。

ユーザーへの恩恵

特定のバージョンやブランチのプラグインを導入する際の手順が分かりやすくなり、導入時のトラブルが減少します。

Fixed
/permissions のワークスペースタブにおいて、ディレクトリ名に末尾のスラッシュの有無で重複したエントリが表示される問題を修正しました。
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Fixed duplicate entries in /permissions Workspace tab when the same directory is added with and without a trailing slash

変更前

同じディレクトリがスラッシュありとスラッシュなしで二重に登録され、パーミッション設定の管理が煩雑になることがありました。

変更後

パスの正規化が行われ、同一のディレクトリであれば常に単一のエントリとして表示・管理されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

権限設定の画面が整理され、どのディレクトリにどのような許可を与えているかを正確に把握・制御しやすくなります。

Fixed
エージェントチームが構成されている場合に、終了ループが長時間実行される in_process_teammate タスクの完了を待たなくなったことで、--print モードが永久にハングする問題を修正しました。
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Fixed --print hanging forever when team agents are configured — the exit loop no longer waits on long-lived in_process_teammate tasks

変更前

チームメイトエージェントを利用してスクリプト出力を行う際、バックグラウンドタスクが終了しないためにコマンド全体が応答しなくなることがありました。

変更後

出力が完了した時点で適切に終了処理が行われるようになり、自動化ワークフロー内での実行が安定しました。

ユーザーへの恩恵

CI/CD などの非対話的な自動化処理において、Claude Code を確実に終了させることができ、パイプラインの停止を防げます。

関連ドキュメント

Fixed
REPL において ToolSearch が呼び出されるたびに "❯ Tool loaded." というメッセージが表示される問題を修正しました。
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Fixed "❯ Tool loaded." appearing in the REPL after every ToolSearch call

変更前

ツールの検索や読み込みのたびにデバッグ的なメッセージが画面に溢れ、実際の会話の流れを追うのが難しくなることがありました。

変更後

不必要なツール読み込みメッセージが抑制され、ユーザーと Claude の会話履歴だけがクリアに表示されます。

ユーザーへの恩恵

画面上のノイズが最小限になり、重要な思考プロセスや出力結果に集中しやすくなります。

関連ドキュメント

Fixed
Windows において、モデルが MinGW スタイルのパスを使用した場合に cd <cwd> && git ... の許可を求めるプロンプトが表示される問題を修正しました。
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Fixed prompting for cd <cwd> && git ... on Windows when the model uses a mingw-style path

変更前

Windows の Git Bash などを使用している際、パス形式の差異によって Claude が自身のカレントディレクトリを誤認し、既に許可済みのコマンドでも再確認を求めてくることがありました。

変更後

OS ごとのパス形式の差異が吸収され、不要なパーミッション確認が行われなくなりました。

ユーザーへの恩恵

Windows 環境での開発体験が向上し、無意味なプロンプトによる中断がなくなります。

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