Claude Code v2.1.89

変更項目: 52件

CHANGELOG.md

このバージョンの概要

フック機能の大幅な強化が行われ、オートモードでの拒否をトリガーにした再試行の制御や、ヘッドレスモードでのツール実行保留(defer)が可能になりました。大規模プロジェクトにおける安定性が向上し、メモリリークの解消や1GiBを超える巨大ファイルの編集サポート、およびコンテキストの自動要約(autocompact)のループ検知機能が導入されています。また、Windows環境におけるPowerShellツールの動作改善や、@メンション候補へのサブエージェント追加など、操作性に関わる多くの不具合が修正されました。

Added 追加 (5件)

Added
PreToolUseフックに "defer" 判定を追加しました。ヘッドレスセッションでツール実行を一時停止し、-p --resume で再開してフックを再評価させることが可能です。
英語原文を表示
Added "defer" permission decision to PreToolUse hooks — headless sessions can pause at a tool call and resume with -p --resume to have the hook re-evaluate

変更前

ヘッドレスモード(-p)において、フックがツールの実行を条件付きで保留し、後からユーザーの判断を待って再開させる明確な仕組みが不足していました。

変更後

フックが "defer"(保留)を返せるようになり、実行を中断したセッションを -p --resume で再開する際に、再度フックを走らせて最終的な実行可否を決定できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

自動化スクリプトやCI環境において、重要な操作の直前で一時停止し、人間が確認してから安全に続行させるワークフローが構築しやすくなります。

Added
環境変数 CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 を追加しました。仮想化されたスクロールバックによる、ちらつきのない代替画面レンダリングを有効にできます。
英語原文を表示
Added CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 environment variable to opt into flicker-free alt-screen rendering with virtualized scrollback

変更前

一部の端末環境において、画面の更新やスクロール時に表示がちらついたり、意図しない描画の乱れが発生することがありました。

変更後

ちらつきを抑えた新しい描画方式をオプトインで利用できるようになり、視認性と操作感が向上します。

ユーザーへの恩恵

長時間の開発作業において、画面のちらつきによる目の疲れやストレスを軽減し、より快適な作業環境を維持できます。

関連ドキュメント

Added
オートモードの分類器による拒否の後に実行される PermissionDenied フックを追加しました。{retry: true} を返すことで、モデルに再試行を促すことができます。
英語原文を表示
Added PermissionDenied hook that fires after auto mode classifier denials — return {retry: true} to tell the model it can retry

変更前

オートモード(auto mode)で操作が拒否された際、プログラム的に介入して修正を促したり、特定の条件下で再試行を許可したりする柔軟な手段がありませんでした。

変更後

拒否イベントをトリガーにフックを実行できるようになり、拒否理由に基づいてモデルに指示を出し直すなどの動的な制御が可能になりました。

ユーザーへの恩恵

安全性を保ちつつ、誤検知による中断を自動でリカバーさせることができ、オートモードでの作業の自律性が高まります。

関連ドキュメント

Added
名前付きサブエージェントを @ メンションの入力候補に追加しました。
英語原文を表示
Added named subagents to @ mention typeahead suggestions

変更前

@メンションの入力候補には主にファイルやMCPリソースが表示されており、特定の役割を持つサブエージェントを呼び出す際に名前を正確に覚えている必要がありました。

変更後

@を入力した際の候補にサブエージェントも含まれるようになり、プロジェクト固有のカスタムエージェントなどを素早く選択できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

タスクの委任がスムーズになり、特定の専門知識を持つサブエージェントをより直感的にワークフローに組み込めます。

関連ドキュメント

Added
-p モード用に MCP_CONNECTION_NONBLOCKING=true を追加し、MCP接続の待機を完全にスキップできるようになりました。また、--mcp-config による接続時間を最大5秒に制限しました。
英語原文を表示
Added MCP_CONNECTION_NONBLOCKING=true for -p mode to skip the MCP connection wait entirely, and bounded --mcp-config server connections at 5s instead of blocking on the slowest server

変更前

ヘッドレスモードで起動する際、応答の遅いMCPサーバーがあると接続完了まで長時間待機させられ、スクリプトの実行効率が低下していました。

変更後

非ブロッキング接続を選択可能になり、またタイムアウト制限が設けられたことで、低速なサーバーに引きずられることなく素早く処理を開始できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

CI/CDや自動化ツールでの利用において、起動のオーバーヘッドが削減され、全体の実行時間が短縮されます。

Changed 変更 (13件)

Changed
オートモードにおいて、拒否されたコマンドが通知されるようになり、/permissions の「最近(Recent)」タブから r キーで再試行できるようになりました。
英語原文を表示
Auto mode: denied commands now show a notification and appear in /permissions → Recent tab where you can retry with r

変更前

オートモードでコマンドが拒否された際、何が起きたか気づきにくく、同じ操作を手動でやり直すのも手間がかかっていました。

変更後

拒否が即座に通知され、専用の履歴画面からワンキーで再試行(許可)できるようになり、ワークフローの中断が最小限に抑えられます。

ユーザーへの恩恵

AIの自律的な判断と人間の監督のバランスが最適化され、よりストレスなくオートモードを活用できるようになります。

Changed
sed -ncat 等のBashコマンドで表示したファイルに対して、事前に Read ツールを呼ばなくても直接 Edit ツールを適用できるように変更しました。
英語原文を表示
Changed Edit to work on files viewed via Bash with sed -n or cat, without requiring a separate Read call first

関連ドキュメント

Changed
5万文字を超える巨大なフックの出力を、コンテキストに直接注入する代わりにファイルとして保存し、パスとプレビューを表示するように変更しました。
英語原文を表示
Changed hook output over 50K characters to be saved to disk with a file path + preview instead of being injected directly into context

変更前

フック(自動テスト結果など)の出力が非常に大きい場合、それだけでコンテキスト窓を占有してしまい、AIが本来のタスクを忘れたり回答できなくなったりしていました。

変更後

出力の要約のみを渡し、詳細は別ファイルを参照する形式になったため、トークンの節約と精度の維持が両立されます。

ユーザーへの恩恵

大量のログを出すテストスイートなどと連携しても、 Claude Codeの応答性能を落とさずに開発を続けられます。

Changed
settings.json の cleanupPeriodDays: 0 設定を、バリデーションエラーとして拒否するように変更しました。以前はサイレントに履歴保存を無効化していました。
英語原文を表示
Changed cleanupPeriodDays: 0 in settings.json to be rejected with a validation error — it previously silently disabled transcript persistence

変更前

設定の意味が不明確なまま履歴機能がオフになってしまい、ユーザーが意図せず会話ログを失ってしまうリスクがありました。

変更後

無効な設定値に対して警告が出るようになり、誤設定を早期に修正できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

ツールの挙動をより予測可能にし、大切な開発記録が知らないうちに消えてしまうトラブルを防ぎます。

関連ドキュメント

Changed
対話型セッションにおいて、思考プロセス(Thinking)の要約をデフォルトで生成しないように変更しました。設定から showThinkingSummaries: true で復元可能です。
英語原文を表示
Changed thinking summaries to no longer be generated by default in interactive sessions — set showThinkingSummaries: true in settings.json to restore

変更前

推論モデル(思考モード)を使用している際、毎回長い要約が表示され、画面のスクロール量が増えて本来の回答が埋もれがちでした。

変更後

標準ではすっきりとした表示になり、必要なユーザーのみが詳細な思考過程を表示させるようにカスタマイズできます。

ユーザーへの恩恵

チャットの可読性が向上し、AIの回答をより素早く確認できるようになります。

関連ドキュメント

Changed
TaskCreated フックイベントとそのブロック挙動に関するドキュメントを整備しました。
英語原文を表示
Documented TaskCreated hook event and its blocking behavior

変更前

エージェントチームにおけるタスク作成時にトリガーされるフックの詳細な仕様や、作成を阻止する方法が公開されていませんでした。

変更後

フックを介して新しいタスクの開始を制限したり、特定の条件下でのみ許可したりする手法が公式にサポートされました。

ユーザーへの恩恵

チーム開発においてAIエージェントの無秩序なタスク増殖を防ぎ、人間の意図に沿った形でエージェントを管理・統制できるようになります。

関連ドキュメント

Changed
実行中のコマンドを Ctrl+B でバックグラウンド化した際も、タスク完了の通知が維持されるように変更しました。
英語原文を表示
Preserved task notifications when backgrounding a running command with Ctrl+B
Changed
WindowsのPowerShellツールにおいて、ダブルクォートと空白の両方を含む引数は、安全のため自動許可せず確認プロンプトを出すように強化しました(PS 5.1引数分割の堅牢化)。
英語原文を表示
PowerShell tool on Windows: external-command arguments containing both a double-quote and whitespace now prompt instead of auto-allowing (PS 5.1 argument-splitting hardening)

関連ドキュメント

Changed
/env コマンドで設定した環境変数が、BashだけでなくPowerShellツールのコマンドにも適用されるようになりました。
英語原文を表示
/env now applies to PowerShell tool commands (previously only affected Bash)
Changed
ProおよびEnterpriseプランにおいて、/usage 表示から冗長だった「今週(Sonnetのみ)」のバーを非表示にしました。
英語原文を表示
/usage now hides redundant "Current week (Sonnet only)" bar for Pro and Enterprise plans

関連ドキュメント

Changed
画像を貼り付けた際に、末尾に不要なスペースが挿入されないように変更しました。
英語原文を表示
Image paste no longer inserts a trailing space
Changed
空のプロンプトに !command 形式の文字列を貼り付けた際、手入力と同様に即座にBashモードへ切り替わるようになりました。
英語原文を表示
Pasting !command into an empty prompt now enters bash mode, matching typed ! behavior
Changed
4月1日のジョーク機能として /buddy を追加しました。あなたのコードを見守る小さなクリーチャーを誕生させることができます。
英語原文を表示
/buddy is here for April 1st — hatch a small creature that watches you code

Improved 改善 (4件)

Improved
ツール実行結果の要約表示を改善し、lstree 等のコマンドに対しては「N個のファイルを読み取り」ではなく「N個のディレクトリを一覧表示」と正しく表示されるようにしました。
英語原文を表示
Improved collapsed tool summary to show "Listed N directories" for ls/tree/du instead of "Read N files"
Improved
読み取り済みのファイルをフォーマッタやリンターが変更した際にBashツールが警告を出すようにし、古い状態に基づいた編集ミスを防止できるよう改善しました。
英語原文を表示
Improved Bash tool to warn when a formatter/linter command modifies files you have previously read, preventing stale-edit errors
Improved
@ メンションの入力補候補において、似た名前がある場合にMCPリソースよりもソースファイルを優先して上位に表示するように改善しました。
英語原文を表示
Improved @-mention typeahead to rank source files above MCP resources with similar names

変更前

ファイルを参照しようとして候補を出した際、外部ツールのリソースが上位に来てしまい、目的のファイルをスクロールして探す手間が発生していました。

変更後

開発者がより頻繁にアクセスするソースファイルが優先的にサジェストされるようになり、入力スピードが向上します。

ユーザーへの恩恵

意図したコンテキストの追加がよりスムーズになり、コーディング中の思考を妨げません。

関連ドキュメント

Improved
PowerShellツールのプロンプトを改善し、実行中のバージョン(5.1 または 7以上)に応じた適切な構文ガイドを提供するようにしました。
英語原文を表示
Improved PowerShell tool prompt with version-appropriate syntax guidance (5.1 vs 7+)

Fixed 修正 (30件)

Fixed
Edit(//path/**) および Read(//path/**) の許可ルールにおいて、要求されたパスだけでなく、解決されたシンボリックリンクのターゲットも確認するように修正しました。
英語原文を表示
Fixed Edit(//path/**) and Read(//path/**) allow rules to check the resolved symlink target, not just the requested path

変更前

パーミッション設定において、シンボリックリンクを経由することで本来禁止されている領域外のファイルにアクセスできてしまう可能性がありました。

変更後

リンク先の実際のパス(実体)に基づいてルールが評価されるようになり、セキュリティ境界がより厳密に守られます。

ユーザーへの恩恵

シンボリックリンクを多用する複雑なプロジェクト構成でも、意図しないファイルアクセスを確実に防ぐことができ、安全性が向上します。

関連ドキュメント

Fixed
特定の修飾キーの組み合わせで音声のプッシュ・トゥ・トークが起動しない問題と、Windowsで「WebSocket upgrade rejected with HTTP 101」エラーにより音声モードが失敗する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed voice push-to-talk not activating for some modifier-combo bindings, and voice mode on Windows failing with "WebSocket upgrade rejected with HTTP 101"

変更前

Windowsユーザーや、カスタムキーバインドを使用している環境において、音声入力機能が正しく動作しないケースがありました。

変更後

通信プロトコルの処理とキーバインドの認識が改善され、Windowsを含むより多くの環境で安定して音声入力が利用可能になりました。

ユーザーへの恩恵

キーボードから手を離さずに音声で指示を出す体験が、プラットフォームを問わず安定して提供されます。

関連ドキュメント

Fixed
Windows上でEdit/Writeツールが改行コード(CRLF)を二重に出力したり、Markdownの強制改行(末尾の2スペース)を削除したりする問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed Edit/Write tools doubling CRLF on Windows and stripping Markdown hard line breaks (two trailing spaces)
Fixed
複数のスキーマを併用した際に、StructuredOutput のスキーマキャッシュの不具合により約50%の確率で失敗するバグを修正しました。
英語原文を表示
Fixed StructuredOutput schema cache bug causing ~50% failure rate when using multiple schemas
Fixed
長時間のセッションにおいて、巨大なJSON入力がLRUキャッシュキーとして保持され続け、メモリリークが発生する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed memory leak where large JSON inputs were retained as LRU cache keys in long-running sessions

変更前

大規模なファイルを扱うなどして長い時間セッションを維持していると、メモリ使用量が不必要に増加し、動作が重くなることがありました。

変更後

内部キャッシュの管理が最適化され、大量のデータを扱った後でもメモリ消費が適切に抑えられるようになりました。

ユーザーへの恩恵

メモリリソースの限られた環境や、数時間に及ぶ集中した開発セッションでも、安定したパフォーマンスが持続します。

関連ドキュメント

Fixed
50MBを超える非常に大きなセッションファイルからメッセージを削除しようとした際に発生するクラッシュを修正しました。
英語原文を表示
Fixed a crash when removing a message from very large session files (over 50MB)
Fixed
LSPサーバーがクラッシュした後のゾンビ状態を修正しました。セッションの再起動を待たず、次のリクエスト時にサーバーが自動で再起動するようになりました。
英語原文を表示
Fixed LSP server zombie state after crash — server now restarts on next request instead of failing until session restart

変更前

コード補完や定義ジャンプを提供するLSPサーバーが一度クラッシュすると、Claude Codeを再起動するまでそれらの機能が使えないままでした。

変更後

サーバーの異常終了を検知し、必要に応じて自動で復旧を試みるようになったため、作業が中断されません。

ユーザーへの恩恵

IDE連携機能の信頼性が向上し、ツールの背後にある不安定なプロセスをユーザーが意識する必要がなくなります。

関連ドキュメント

Fixed
~/.claude/history.jsonl の4KBの境界に重なった場合、CJK(日本語等)や絵文字を含むプロンプト履歴がサイレントに削除される問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed prompt history entries containing CJK or emoji being silently dropped when they fall on a 4KB boundary in ~/.claude/history.jsonl

変更前

日本語で入力した指示や絵文字入りのメッセージが、ファイル保存時のバッファ制限により、履歴から消えてしまい検索や再利用ができなくなることがありました。

変更後

マルチバイト文字の境界処理が正しく行われるようになり、日本語入力を含むすべての履歴が確実に保存されます。

ユーザーへの恩恵

過去の指示を検索(Ctrl+R)する際、日本語の入力内容も漏れなく見つけられるようになり、一貫した履歴管理が可能になります。

関連ドキュメント

Fixed
/stats において、サブエージェントの使用量が含まれずトークン数が過小評価される問題と、統計キャッシュの形式変更時に30日より前の履歴データが失われる問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed /stats undercounting tokens by excluding subagent usage, and losing historical data beyond 30 days when the stats cache format changes

変更前

表示されるトークン使用量が実際よりも少なく、正確な利用状況の把握が困難でした。また、アップデートに伴い過去の統計が消えてしまうことがありました。

変更後

サブエージェントの利用分も含めた正確な集計が行われ、かつバージョンアップ時も過去の履歴が適切に維持されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

コスト管理や利用傾向の分析を、長期にわたってより信頼性の高いデータに基づいて行えるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
保留されたツール入力が64KBを超える場合や保留マーカーが存在しない場合に -p --resume がハングする問題、および -p --continue で保留されたツールが再開されない問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed -p --resume hangs when the deferred tool input exceeds 64KB or no deferred marker exists, and -p --continue not resuming deferred tools

変更前

ヘッドレスモードでのセッション再開機能において、大きなデータを扱う際や特定の条件でプロセスが停止したり、期待通りに再開しなかったりする不具合がありました。

変更後

大規模なデータの受け渡しとフラグ管理が修正され、ヘッドレス環境でのセッション継続が堅牢になりました。

ユーザーへの恩恵

バッチ処理やスクリプトによる複雑な対話の自動化において、中断と再開を安心して任せられるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
macOSにおいて claude-cli:// ディープリンクが開かない問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed claude-cli:// deep links not opening on macOS

変更前

ブラウザや外部アプリからClaude Codeを呼び出すためのリンクをクリックしても、アプリが反応しない場合がありました。

変更後

OSとのプロトコル連携が修正され、外部ツールからのシームレスな起動が可能になりました。

ユーザーへの恩恵

ドキュメント内のリンクやカスタムツールから、特定のコンテキストを持たせた状態でClaude Codeを素早く開くことができます。

関連ドキュメント

Fixed
MCPツールが複数の要素を含むエラーを返した際、最初のエラーブロックのみが表示され内容が切り詰められる問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed MCP tool errors truncating to only the first content block when the server returns multi-element error content

変更前

外部ツール(MCP)で複雑なエラーが発生した際、詳細な情報の一部しか表示されず、原因特定に時間がかかることがありました。

変更後

返されたすべてのエラーメッセージが正しく表示されるようになり、デバッグに必要な情報が完全に提供されます。

ユーザーへの恩恵

外部ツール連携におけるトラブルシューティングが迅速化され、AIがエラーの内容をより深く理解して対処できるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
SDK経由で画像を含むメッセージを送信した際、スキルのリマインダーやその他のシステムコンテキストが欠落する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed skill reminders and other system context being dropped when sending messages with images via the SDK

変更前

画像を添付して指示を出すと、設定していたカスタムルール(CLAUDE.mdの内容など)が無視されてしまう場合がありました。

変更後

メッセージに画像が含まれていてもシステムプロンプトやコンテキストが一貫して維持されるようになり、指示の遵守率が向上しました。

ユーザーへの恩恵

スクリーンショットなどを活用した視覚的な指示を出しつつ、プロジェクトの規約に則った回答を確実に得ることができます。

Fixed
Write/Edit/Readツールにおいて、PreToolUse/PostToolUseフックが file_path を絶対パスで受け取るよう修正しました。これはドキュメントの記載通りの挙動です。
英語原文を表示
Fixed PreToolUse/PostToolUse hooks to receive file_path as an absolute path for Write/Edit/Read tools, matching the documented behavior

変更前

フックに渡却されるパスが相対パスであったため、フック側のスクリプトでカレントディレクトリを移動している場合などにパスの解決が失敗することがありました。

変更後

常にルートからの絶対パスが渡されるようになり、どのような実行環境でもフックが正確に対象ファイルを特定できます。

ユーザーへの恩恵

フックを利用した複雑な自動処理や検証スクリプトの作成が、より簡単かつ確実になります。

関連ドキュメント

Fixed
オートコンパクト(コンテキストの自動要約)の無限ループ問題を修正しました。3回連続で要約直後に上限に達した場合を検知し、API呼び出しを浪費する代わりに具体的なエラーを出して停止します。
英語原文を表示
Fixed autocompact thrash loop — now detects when context refills to the limit immediately after compacting three times in a row and stops with an actionable error instead of burning API calls

変更前

非常に大きなコンテキストを扱う際、要約してもすぐに容量がいっぱいになり、何度も要約を繰り返してAPIコストを無駄に消費し続けることがありました。

変更後

異常なコンテキストの肥大化を賢く検知し、ユーザーに対処(/clear/compact への指示追加など)を求める安全装置が備わりました。

ユーザーへの恩恵

意図しないAPIの大量消費やコストの跳ね上がりを未然に防ぎ、経済的かつ安全に利用できます。

Fixed
長いセッションの途中でツールスキーマのバイト数が変化し、プロンプトキャッシュミスが発生してパフォーマンスが低下する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed prompt cache misses in long sessions caused by tool schema bytes changing mid-session
Fixed
多数のファイルを読み取る長いセッションにおいて、ネストされた CLAUDE.md ファイルが何度も重複して注入される問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed nested CLAUDE.md files being re-injected dozens of times in long sessions that read many files

変更前

作業範囲が広がるにつれ、同じ指示ファイルの内容がコンテキスト内に何度も現れ、トークンを無駄に消費したり回答精度を下げたりしていました。

変更後

指示ファイルの読み込み状態が適切に管理され、各ファイルの内容は一度だけ注入されるようになりました。

ユーザーへの恩恵

コンテキスト窓を有効活用でき、長時間の作業でもClaudeが本来の指示を見失うことなく、的確な回答を維持しやすくなります。

関連ドキュメント

Fixed
古いCLIバージョンの履歴や、保存が中断されたツール実行結果を含むトランスクリプトを再開する際のクラッシュを修正しました。
英語原文を表示
Fixed --resume crash when transcript contains a tool result from an older CLI version or interrupted write

変更前

過去のセッションを --resume で開こうとした際、データの形式不一致や破損が原因でアプリ自体が終了してしまうことがありました。

変更後

不完全なデータや古い形式に対しても耐性が向上し、より安全に過去の会話を復旧できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

過去の貴重な会話履歴を失うリスクが減り、安定して長期的なタスクに取り組めます。

Fixed
APIが権限エラー(entitlement error)を返した際、誤って「レート制限に達しました」と表示される問題を修正しました。実際の原因と解決策のヒントが表示されるようになります。
英語原文を表示
Fixed misleading "Rate limit reached" message when the API returned an entitlement error — now shows the actual error with actionable hints

変更前

実際にはプランの制約や権限不足であるにもかかわらず、単なる混雑や一時的な制限と誤認させるメッセージが出ており、適切な対処ができませんでした。

変更後

「サブスクリプションが必要」などの正確な理由が表示されるようになり、ユーザーが次に何をすべきか明確になります。

ユーザーへの恩恵

エラー発生時の原因特定がスムーズになり、設定ミスやプラン確認を迅速に行えます。

Fixed
フックの if 条件フィルタリングが、複合コマンド(ls && git push)や環境変数が付与されたコマンド(FOO=bar git push)に一致しない問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed hooks if condition filtering not matching compound commands (ls && git push) or commands with env-var prefixes (FOO=bar git push)

変更前

特定のコマンドを制限するためのフックを設定していても、書き方のバリエーションによって制限をすり抜けて実行されてしまう可能性がありました。

変更後

シェルコマンドの構文をより深く理解してマッチングを行うようになり、複雑なワンライナーに対しても確実にフィルタが機能します。

ユーザーへの恩恵

セキュリティや運用ルールの強制力が強化され、より安全にエージェントにシェル操作を任せられるようになります。

関連ドキュメント

Fixed
並列ツール使用時に、ターミナルのスクロールバック内で検索/読み取りグループのバッジが重複して表示される問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed collapsed search/read group badges duplicating in terminal scrollback during heavy parallel tool use
Fixed
通知の invalidates 指定が、現在表示されている通知を即座に消去しない問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed notification invalidates not clearing the currently-displayed notification immediately
Fixed
処理中にバックグラウンドメッセージが到着すると、送信したプロンプトが一瞬消えてしまう問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed prompt briefly disappearing after submit when background messages arrived during processing
Fixed
回答内のデーヴァナーガリー文字や結合文字が切り詰められて表示される問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed Devanagari and other combining-mark text being truncated in assistant output
Fixed
レイアウト変更後にターミナルのメイン画面に描画のゴミ(アーティファクト)が残る問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed rendering artifacts on main-screen terminals after layout shifts
Fixed
Appleシリコン搭載のmacOSにおいて、音声モードがマイクの使用許可を要求できず失敗する問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed voice mode failing to request microphone permission on macOS Apple Silicon

変更前

最新のMac環境で音声入力機能を使おうとしても、OS側のプライバシー許可ダイアログが出ず、機能が動作しないケースがありました。

変更後

ネイティブのマイクアクセス要求処理が修正され、初回の音声入力時に正しく許可を求められるようになりました。

ユーザーへの恩恵

Apple Silicon環境のユーザーも、セットアップに煩わされることなく音声入力の利便性を享受できます。

Fixed
Windows Terminal Preview 1.25において、Shift+Enterが改行ではなく送信として動作してしまう問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed Shift+Enter submitting instead of inserting a newline on Windows Terminal Preview 1.25
Fixed
tmux内でiTerm2を実行している際、ストリーミング出力中に発生する定期的なUIのガタつき(ジッター)を修正しました。
英語原文を表示
Fixed periodic UI jitter during streaming in iTerm2 when running inside tmux
Fixed
Windows PowerShell 5.1において、git push などのコマンドが標準エラー(stderr)に進行状況を出力した際に、エラーと誤判定される問題を修正しました。
英語原文を表示
Fixed PowerShell tool incorrectly reporting failures when commands like git push wrote progress to stderr on Windows PowerShell 5.1
Fixed
Editツールを非常に大きなファイル(1 GiB超)に使用した際に発生する可能性があったメモリ不足によるクラッシュを修正しました。
英語原文を表示
Fixed a potential out-of-memory crash when the Edit tool was used on very large files (>1 GiB)

変更前

巨大なログファイルやデータファイルをAIが編集しようとすると、メモリを使い果たしてシステムが不安定になることがありました。

変更後

巨大ファイルの読み書き処理が効率化され、メモリ消費を抑えつつ安全に処理できるようになりました。

ユーザーへの恩恵

特殊な大規模ファイルのメンテナンスでも、ツールの中断を心配することなく作業を継続できます。

シェア: X はてブ